来年「終戦70年」を迎えるにあたって、you tubeで1951年5月3日マッカーサーの証言を見よう。

 ユーチューブに1951年5月3日米国上院軍事外交合同委員会の公聴会で、マッカーサーが「日本の戦争は自衛のためだった」と証言をした日本語翻訳文をアップしている。いうまでもなくマッカーサーはGHQを通して戦後日本を造り上げた張本人だが、彼をして「戦争に関して謝罪すべきは日本ではなく、米国だ」と言わしめたほど米国が仕掛けた酷い謀略戦争だったことを、まず日本国民は理解すべきだ。
「自虐史観」だとかなんだとか言う前に、まず歴史の真実を日本国民の多くは知らされていない。未だにテレビ司会者や評論家が朝鮮併合時代を「植民地時代」と無知を曝して恥じないし、中国へ進出したのがさも軍国主義国日本の象徴のように論っているが、欧米列強で中国大陸に軍を置いていなかった国はなかった。そもそも中国「侵略」の先鞭は英国のアヘン戦争に始まり、その終結は英国の香港返還だった。

 1945年以前十数年の中国での日本の所業だけを論うのは史実をを論評する場合に正しいとはいえない。当時の中国の何処にどれほどの軍が進駐していたか、そうした比較の上で相対的な日本軍のありようを評論すべきだ。それが歴史を現代で言及する際の常識だ。
 今年鬼籍に入った菅原文太氏が政治家の使命として「国民を飢えさせない、戦争をしない」の二つを挙げられたが、国民を飢えさせなくても、日本の国土を奪われたら日本国民は流浪の民になる。戦争は避けるべきだが、避けられない戦争に対しては堂々と戦う気概を失ってはならない。

 マッカーサーは東京裁判も「自虐史観」を日本国民に植え付けるための「猿芝居」だったと断じている。日本が二度と白人国家に戦争を挑まないように徹底して日本国民の誇りを奪い去る政策を遂行したと証言している。
 ただ一つだけ後悔しているのは中国を共産主義国家にしてしまったことだという。日本に「独立」させないような憲法を定め、公職追放により誇り高い日本国民を支配層から一掃し、自虐史観に染まった左翼主義者を教育関係や報道機関に登用したことにより戦後日本は「戦わない国」になったと証言している。戦後70年を契機に、日本は独立国家となるべく戦前・戦中の日本を正しく評価しよう。


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