足して二で割る妥協を図るべきではない。

 戦後政治で最悪の『妥協』を図ったのが村山富市氏だ。事もあろうに韓国に併合時代の『謝罪』を行ってしまった。天皇陛下の『談話』ですら「不幸な時代がありました」という表現に止めていた。
 その村山氏が韓国で日韓基本条約を反故にするような発言をしている。<村山富市元首相は22日、ソウルで開かれた韓国政府系の東北アジア歴史財団の討論会で講演し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「(日韓の)政府同士が虚心に話し合い、合意できるような努力をして、解決を目指すしかない」と述べ、双方が努力するようにもとめた>(以上『読売新聞』引用)

 日韓基本条約締結から50年の節目を迎える韓国には日韓基本条約を否定する動きがあるという。しかし国際条約を否定して物事が成り立つのだろうか。
 今年8月5日と6日に朝日紙面を使って『従軍慰安婦』問題は捏造であることを朝日新聞は表明した。しかし朝日新聞の32年間に16回も掲載した「従軍慰安婦」捏造記事により、韓国民に「従軍慰安婦」で日本に賠償を求める口実を与えた。

 だが韓国民も韓国政府も『従軍慰安婦』なる日本軍による強制連行の『性奴隷』が存在していたと本気で思っているのだろうか。彼らの中には併合時代の公娼制度や売春婦が存在した時代の記憶が残っているはずだ。
 彼らに記憶があるのなら慰安所で働く『慰安婦』は存在したし、『慰安婦』が売春婦であることは承知しているはずだ。軍隊が『強制連行』した『性奴隷』を軍に帯同させて戦争を遂行するなどということはありえない。だから韓国ファンタジーでは20万人の性奴隷を使い捨てるように虐殺したとされている。しかし、虐殺したのなら死体を処分した痕跡がなければならないが、そうした痕跡が実地調査により検証された『痕跡』も何もない。

 朝日新聞が『従軍慰安婦』は嘘だったと告白した。しかし32年前の報じられた当時ですら、大勢生き残っていた日本陸軍兵士たちは「軍が慰安婦を強制連行したことはない」と口々に言っていた。歴史の生き証人たちは朝日新聞は『嘘』を書いている、と知っていた。
 韓国民の多くも慰安婦は売春婦だったと知っていたはずだ。高齢の村山富市氏も戦中に物心があったはずだ。彼も慰安婦が売春婦だったことを知っている年代に属している。その彼がわざわざソウルで火のなかったところに朝日が立てた煙を朝日が自ら消したものを、再び煙を立てようとしている。なんという愚かな人物なのだろうか。

 日本政府は一日も早く国会に朝日新聞の責任者を承知して、従軍慰安婦捏造記事掲載の経緯と『嘘』が判明した時期などに関して明らかにすべきだ。それは報道の自由を棄損するものではない。報道の自由は同時に、事実に基づいてのみ報道する義務を負う。その義務を果たさない報道はプロパガンダ以外の何物でもない。プロパガンダは報道機関が断じて関与してはならない。プロパガンダは報道機関の信頼性を根底から覆すのみならず、報道の名を借りた世論操作に他ならない。朝日新聞には戦争を煽ったプロパガンダ紙としての前科がある。その愚を繰り返したことは報道機関の万死に値する重大事だという認識を国会議員が持たなくてどうする。村山氏のようなトンチンカンな首相経験者を産むだけだ。


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