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 韓国の朴大統領は「光復節」(韓国行事で1945年8月15日を独立の日と勘違いして祝っているようだ。実際は1945年9月11日に米国による軍政が敷かれ、韓国へ国権が移譲されたのは1948年の8月15日である)の演説で日韓首脳会談に対して、一定の条件を日本政府が満たすなら用意があると滲ませたようだ。
 飛んでもないことだ。今月5日と6日に朝日新聞は謝罪こそなかったものの「従軍慰安婦」は女子挺身隊の「勘違い」と「吉田某の嘘」に基づくモノであったと全面記事で報じた。しかし、女子挺身隊が「慰安婦」でないことは日本国民なら当時も今も常識として知っている。「吉田某の嘘」も20年以上前から明確に判明していることだ。それらの事実に背を向けて、捏造と嘘の反日記事を掲載し続けてきた朝日新聞の罪は一切ないのかと批判しなければならないし、報道機関たる新聞社としての責任も問われなければならない。

 そうしたことはさておいて、韓国は「吉田某の嘘」と「朝日新聞の権威」により捏造記事を根拠として「従軍慰安婦」マターで日本政府と日本国民を攻撃し続けてきた。そもそも「従軍慰安婦」という言葉も朝日新聞の発明である。
 韓国は1910年に軍事力を背景として強制的に併合され日本圧政下に35年間苦しんできた、という捏造歴史ファンタジーに身を置き続けるなら、いつまでも根拠なき『可哀そうな韓国人』という自己陶酔に酔い続けていれば良い。もちろん韓国は日本の一部ではないし、韓国には韓国の内政が存在する。いかなる教育を国民に施そうと日本がとやかく言うものではない。

 しかし日韓首脳会談を行って、日韓両国が多面的に協力して行こうというのなら、日韓の歴史は事実に沿ったものでなければならない。日韓併合は当時の国際社会で何ら問題なく公認された国際条約の基づくモノだ。当時の国際関係がいかにアジアの新興国日本に厳しいものであったか、歴史を紐解くまでもなく、日本は何かにつけて欧米諸国から干渉されていた。その口煩い欧米諸国も異論をはさまなかった日韓併合を今更「植民地支配だ」と批判するのはお門違いだ。
 日本は併合後の半島に現在の貨幣価値で60数兆円もの社会インフラ投資をしている。それにより劇的に人口は増加し、識字率は数パーセントから65%ほどに上がっている。韓国民が優れた文字だと自慢している表音文字のハングルもさまざまなスタイルのものを統一して現行のハングルにして学校教育で広めたのも日本だ。半島全土の禿山に6万本以上の苗木を植林したのも日本人だ。韓国民は幸いな日韓併合時代に感謝すべきだ。併合したのが清国だったら、あるいはロシアだったら、と想像してみるが良い。お人好しな日本人に併合してもらえばこそ、韓国は李氏朝鮮の桎梏から解き放たれたと考えるべきだ。

 それでも朴大統領は日本に韓国の捏造歴史ファンタジーを受け容れろ、という。飛んでもないことだ。解釈は様々あるにせよ、事実は一つしかない。それが日本軍を相手に韓国が独立戦争をしたことにされては堪ったものではない。
 米国から施政権を委譲してもらって、棚ボタ的に独立を果たしたに過ぎない。韓国戦争は李承晩が不用意に軍隊を釜山近郊に集めた隙をついて北朝鮮が38度線を突破して攻め込み、李大統領はスタコラサッサとソウルを捨てて釜山へ逃亡し、釜山の米艦艇に日本への亡命を申し出て大目玉を喰らっている。そうした周知の事実すら当の韓国民は知らされていないとしたら、これを捏造と言わずして何と言えば良いのだろうか。

 そうした韓国製の捏造歴史ファンタジーを日本政府はもとより、普通に常識のある日本国民なら受け容れてまで韓国と関係を持ち続けようとは思わない。バカバカしいにも程がある。
 日本国民の先人を辱めてでも韓国と良好な関係を保とうとするのは村山氏や河野氏など極めて少数だ。むしろ彼らの日本国籍を抹消し、熨斗をつけて韓国の名誉市民として贈呈したいほどだ。朴大統領が韓国製の捏造歴史ファンタジーの自己陶酔から目覚めない限り、安倍氏は断じて首脳会談の場へノコノコと出向く必要はない。


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