いまだに「A級戦犯」などという文言を使うマスメディアはGHQ支配から抜け出せない旧体制そのものだ。

 朝日新聞は<安倍晋三首相が4月、A級、BC級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを書面で送っていたことが朝日新聞の調べで分かった。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、首相は「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と伝えていた>(以上『朝日新聞』引用)と報じている。
 ことさらA級戦犯などという国際法無視の事後法による、しかも敗戦国の指導者を一方的に裁くという無法を正当化し国民に自虐史観を植え付けるマスメディアは未だに健在のようだ。

 既にサンフランシスコ条約締結直後の国会で(病欠を除く)全会一致で、日本の国会はすべての戦犯の名誉回復を行った。それまでの日本は占領された状態で、被占領地の住民の生命を守るのは占領国の使命だ、というのが戦時国際法に定められている。
 しかし米国を主体とする占領連合国家は事後法に基づく東京裁判で一部日本国民を強引に『戦犯』認定し、現天皇陛下の誕生日に絞首刑に処してしまった。この悪辣ぶりを批判しないで、未だに無法を働いた米国を主体とする連合国の日本国と国民を貶める行為を受け容れ続けているのはなぜだろうか。

 この国のマスメディアは占領時代のGHQ支配から未だに脱却していないようだ。日本は独立国となり、日本の国会により『戦犯』とされた人たちの名誉は回復されている。A級戦犯などという名誉回復された人たちをGHQ史観の押付けをそのまま受け入れ続けている愚かしさを、少しはおかしいと思わないのだろうか。
 日本の総理大臣が戦没者に尊崇の念を表するのに誰に憚る必要があるのだろうか。それでは朝日新聞は戦前に国民を煽って戦争已む無しの世論形成に協力した事実をどのように総括したというのだろうか。単に「左翼新聞」となって中・韓寄りの立場を執り続けただけではなかっただろうか。少しは自身の姿を鏡に映して「恥」を知るべきだ。


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