No title

 昨日、国内の何かの式典に出席して巨体の右足を引き摺って歩く北朝鮮の金正恩第1書記の姿をニュースで見た。カリスマ的であるべき独裁者の人間的な姿に驚いたが、瞬時に『彼は痛風ではないか』と思った。
 実は私は痛風持ちだ。尿酸値が11を超えてしょっちゅう痛風発作に悩まされていた。今では尿酸を排出する薬を服用して、尿酸値を正常値内に保っている。しかし痛風発作に悩まされていた当時の歩き方は今も脳裏に鮮明にある。それが金正恩第1書記の歩き方だった。

 しかし金正恩第1書記の肥満は異様だ。まだ28か29歳のはずだから、それほど深刻な内臓疾患は発症していないだろうが、糖尿病等の予備軍であることは疑いない。心臓にとっても負担の大きな体型であることは疑いないし、尿酸値が正常値内で収まらず7を超えているのも疑いないだろう。
 痛風の激痛は経験者でなければ解らない。足を引き摺る映像を見て、彼の主治医はチキンと措置を講じているのかと心配になった。
 国民を塗炭の苦しみに遭わせ、餓死者すら厭わない彼の統治にはおぞましさを感じるが、同時に彼は北朝鮮2300万人の幸せのカギを握る人物でもある。日本人を無法に拉致した北朝鮮の犯罪を終結させることの出来る人物でもある。健康な体を取り戻して、健全な統治と健全な外交を実現して頂きたい。


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