韓国の反日プロパガンダを容認することが日韓関係正常化ではない。

<韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は25日、ソウルの青瓦台(大統領府)で訪韓した舛添要一東京都知事と会談した。朴大統領が従軍慰安婦問題など歴史認識問題に言及したのに対し、舛添氏は安倍晋三首相に託された関係改善に向けてのメッセージを伝達した。日本側は朴大統領が会談に応じたこと自体を「一定の成果」(外務省筋)と評価し、前進に期待を示した>(以上『毎日新聞』引用)

 同時に政府を代表する形で<日韓議員連盟の河村建夫幹事長(自民党選対委員長)は23日、米首都ワシントンで講演し、従軍慰安婦問題について「(韓国で生存する54人に)これまでのやり方を踏襲できるのではないか>(以上『毎日新聞』引用)とシグナルを発している。つまり慰安婦一人当たり500万円を支給するというものだ。

 せっかく安倍首相が韓国の反日プロパガンダを認めない姿勢で朴大統領の『告げ口外交』に対抗して史料に基づく歴史的事実を世界各国に説明しているところだ。ここで韓国の主張する捏造した歴史を是認することは「歴史がー」と韓国が無限ループで何度でも繰り返し日本の悪口を世界に告げ口する根拠になるのではないだろうか。

 かつて日韓基本条約で歴史的な清算はすべて終わったはずだ。ここに到って日本が1910年以降半島に対して多大な投資を行い半島の朝鮮人の社会インフラなど数々の善政を行ったすべてを否定し、韓国の歴史ファンタジーを認めることは先人に対する侮辱以外の何物でもないし、未来に大きな禍根を残すものでしかない。今を生きる政治家が安易な決着を図るべきでない。

 なぜ村山氏や河野氏の愚かな「歴史改竄」を再び容認するのだろうか。韓国の反日プロパガンダでどんなに辛いことに直面しようと、歴史の改竄は許されない。歴史上、日本軍に従軍慰安婦なるものは存在しなかった。それを是認しないまでも声高に騒ぐ『被害者』たちの顔を立てるために『基金』を創設して一時金を支給するなどという姑息な決着を図ったり、政府要人が『談話』を発表して日本が根拠のない謝罪することにより韓国に感情的な怒りを鎮めようとしたことはすべて誤りだ。結果として彼らの陥穽に陥っただけでしかなかったか。

 その陥穽から這い上がるためには安易な妥結を図ってはならない。日韓関係の未来のためにも韓国捏造歴史ファンタジーを容認してはならない。誤りは誤りとして指摘て、韓国の捏造歴史こそ正常化すべきだ。
 それは中国に対しても同様だ。日本人の相手を慮る美徳は国際関係では通用しない。それは弱腰として相手に付け入る隙を与えるものでしかない。米国が日韓関係をなんとかしろ、と日本政府に注文を付けたようだが、米国の思惑で日本の歴史を改竄してはならない。むしろ日本の内政干渉だと米国の要求を突っ撥ねるべきだ。

 そろそろ米国が日本に強制した自虐東京裁判史観から脱却しよう。そして米国に対しても歴史の改竄をしてはならないと直言しよう。


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