STAP細胞事件に思う。

 どうやら小保方氏の「捏造」で片づけられそうだ。STAP細胞事件のことだ。
 山梨大学教授の共同研究者もSTAP細胞が存在する証拠はない、などと記者会見で発言した。いよいよ小保方氏は共同研究者からも見放されたわけだが、彼は「相手が大学生ならまだしも、米国の一流機関で研究していた研究者相手に『実験ノート』を見せて」とは云えなかったと述べている。

 しかし研究者であれば相手が誰であれ、共同研究者として名を連ねるのであれば生データに当たるのが本筋だ。それが杜撰であれば名を連ねるに値しないと拒否するしかない。しかし彼は一度は信用して名を連ねた。その責任は重大だ。
 だが、STAP細胞が存在している証拠がないのであって、存在しない証拠はない。小保方氏が汚名を濯ぐには存在を証明するしかない。つまり再現実験を成功させるしか途はない。

 斬新な、従来の常識を打ち破る研究には魔女狩りが登場するのは常だ。ガリレオがそうだった。
 再生医療の革新的な進歩は深刻な身体・神経ダメージを受けた人たちに明かりをもたらす。STAP細胞は再生医療にエポックメイキングな進歩をもたらすものだ。是非とも存在を願う。否定するのは存在しないことが証明されてからでも遅くはない。

 小保方氏の研究者としての名誉や進退などはどうでも良い、ただただ深刻な症状や後遺症に苦しむ人たちに根本的な治癒の医療的基礎となる再生幹細胞が人為的に造れるものかどうかだけが問題だ。小保方氏は研究者としての良心と人類の進歩に寄与する研究者の使命に懸けて、再現実験に取り組んで頂きたい。


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