河野談話を「見直さない」とする安倍氏の発言にはdisappointだ。

 日米韓協議のためであろうと「河野談話」の見直しを止めるという安倍首相の発言には失望した。韓国と良好な関係を築くのに異論はないが、韓国の捏造した歴史を受け容れるわけにはいかない。
 そして日本の国内問題に過ぎない「首相の靖国参拝」を批判する韓国の内政干渉には反対するしかない。先の大戦が邪悪な理由に基づくものだったか否かを問うのは明らかに無意味だ。戦争に正義も不正義もないし、それは外交手段の最終結末に過ぎない。よって外交交渉で戦争を選択せざるを得なかった日本政府の稚拙さを批判するなら同時に欧米諸国の東アジアへの領土的野心と植民地支配地の拡大を目指す帝国主義丸出しの姿勢も批判されるべきだ。

 そうした歴史を戦勝国側からのみ裁く愚かしさに国際社会は気付き、いつまでも「歴史が、歴史が」と主張し続ける中・韓の非生産的な対日外交姿勢を批判すべきだ。
 19世紀から20世紀にかけて欧米諸国がどれほど胸を張れる国だったか、胸に手を当てて顧みれば分かるだろう。他国民を軍事力で屈服させ、植民地化して他国民を牛馬のように酷使して富を奪った。そうした搾取の上に欧米文化が築かれたことを我々は知っている。しかし現代国際社会ではそうしたことは決して許されない。

 日本は先の大戦以後、一度として銃口を他国民に向けていないし一発の銃弾も発していない。翻って中・韓はどうであろうか。ロシアはどうであろうか、米国はどうであろうか。彼らの中では未だに先の大戦以前の時間が流れているようだ。
 口先では国際平和を主張するが、腹の中では相変わらず領土拡大主義に取り憑かれ他国民を支配と隷属の下に置こうとしている。そのためには相手国を徹底的に貶め、相手国の非を捏造してでも指摘し批判し続ける。その先にどのように親善関係があるというのだろうか。

 韓国が歴史を捏造しありもしなかった独立戦争に勝利して独立したというファンタジーを国民に教え込んでいる限り、日本とマトモな外交関係はあり得ない。常に日本は憎むべき敵であり、足蹴にすべき民族ということにしておくしかないからだ。
 そうした負の連鎖を断ち切るためには愚かな首相や官房長官が勝手に発表した「談話」を全面否定すべきだ。欧米諸国でかつて植民地だった地に対して謝罪した国が一国たりともあっただろうか。彼らは植民地が存在したのは歴史のなせる業であり、現在の国家と国民はその責を負わないとする立場に立っている。

 日本は彼の国々と平和条約を締結し国交を回復している。既に決着済みの問題を幾度も蒸し返しては古証文を改竄してありもしない借財を請求しようとする中・韓に対して毅然と我が国の立場を主張すべきだ。
 そうしたことにより生じる軋轢は一時的なことでしかない。謝罪していては捏造が次第に事実化して謝罪のお代りを要求させるだけだ。それでは永遠に良好な両国関係は築けない。談話の見直しは両国関係を棄損するものではなく、むしろ良好な関係構築の出発点だと知るべきだ。


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