モーグル上村選手の4位に猛抗議する。

 リアルタイムで競技を見ていたわけではない。しかしビデオで見た限りでは上村選手が4位に終わったことが納得できない。確かに判定競技だから審判の判定らすべてが委ねられているとしても、素人が見ていてもノーミスで最高タイムの上村選手がバランスを崩した米国の選手に負けるとは納得がいかない。
 しかし、判定競技にはそうしたことが付き纏うものだ。プロ野球の主審判定に関しても、中国の地方球団を応援している私はおかしいと感じる判定は巨人戦に関しては多々ある。ある投手ではストライクと判定した球を他の投手が投じるとボールと判定されて悔しい思いでテレビのスイッチをブチ切ったことが何度もある。

 最近になってプロ野球ではビデオ判定を参考にするようになって大きく改善された。五輪の判定競技にビデオ判定を導入することを要求する。
 上村選手が4位に判定された悔しさは日本国民全員の総意ではないだろうか。米国の審判が最高点を3位になった選手に付けたようだが「お前の目は節穴か」と問い詰めたい気持ちだ。

 現在ではハイビジョンのビデオの普及により日本全国の何処の茶の間でも繰り返し競技が再現比較できる。そうすれば素人目にも上村氏の方が素晴らしい滑りと演技だったことは明白だ。
 3位になった米国選手は銅メダルを手にしたかもしれないが、おそらく彼女も「どうして私が、」という思いは拭えないだろう。前に滑降した上村氏の方が素晴らしいものだったとはギリギリの極致で競技を戦ってきた競技人なら解っているはずだ。彼女は判定人たちの不当な評価によりメダリストになれた自分の立場に生涯悩まされるだろう。

 五輪とはそういうものだ。全然フェアプレー精神でもなければ、平和の祭典でもない。日本の上背のない高梨選手がジャンプで高得点を上げていることから、世界ジャンプ協会はスキー板の長さの基準見直しをやるかも知れないとも声が漏れ聞こえて来た。
 アングロサクソンのやることはその程度だ。規則による罰を受けない限り、彼らは審判であっても平気で買収を受け容れる。日本国民が普通に持っているフェアプレー精神なぞ、爪の垢を煎じて飲ませるほどにもない。

 彼らと付き合うつもりなら、すべてをデジタル的な数値により判定する方式を選択すべきだ。それはIT技術の進歩によりあらゆる場面で可能だ。人による判定なぞ信用してはならない。
 フィギアスケート女子の演技がやがて始まるだろう。特定の国の特定の選手の判定が大甘に加点されないか、テレビ観戦の多くの日本国民は注視すべきだ。そして疑惑があれば直ちにオリンピック委員会に抗議のメールを送ろう。そうすることによってのみ、オリンピックがより身近な大会になる。


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