細川護煕氏の都知事選出馬を願う。
自民党になりたかった民主党と、下駄の雪でどこまでも自民党について行く公明党が舛添要一氏を都知事候補に担ぐのなら、「羊頭狗肉」勢力が担ぐ候補ということになる。都知事は舛添氏で決まりかと落胆していたところ、元首相の細川護煕氏が都知事選出馬に意欲を示していると報じられた。
願ってもない都知事候補者が名乗りを上げようとしている。一般的な常識のある人なら誰が考えても「脱原発」は揺るぎない政策のはずだが、自民党は先の衆・参国政選挙では「脱原発」らしき主張を繰り返していたものの、衆・参選挙で大勝し圧倒的多数を獲得して政権基盤が盤石になるや「脱原発」の旗を降ろしてしまった。そして愚かにも「いつかは脱原発だが、今ではない」などと意味不明な戯言を幹事長までも口にし始めた。これだから官僚下請政党は油断ならない。
細川護煕氏は小泉純一郎氏と会って話し合い、「脱原発」を軸に選挙戦を展開するという。小泉氏が細川氏を応援するか否か、そんなことは大したことではない。一度は「脱原発」を掲げて大勝したが、政権に返り咲くやかつての原子力行政にすっかり軌道修正してしまった。「原子力規制委員会」までもこの夏に高浜原発の再稼働の検討に障害は何もない、などとうそぶく始末だ。
これだから官僚や御用学者は信用ならない。言葉は便利なもので、いつでも修正可能だと彼らは思っている。しかし「裏切られた」と心に刻んだ国民のくやしい思いは決して変わらない。現在も福一原発事故現場からは夥しい放射能が撒き散らされている。そうした事実をマスメディアは殆ど報じないが、国民の誰もが「福一原発放射能漏れ事故」は収束したとは思っていない。
本当のことを語り、羊頭狗肉のような嘘をつかない、という至極真っ当な人物が政治を行うべきだ。そうした意味で細川護煕氏は当選後に「原発推進」に転じるような自公政党にいるような政治家ではないだろう。
広く無党派の支持を得たいと細川氏は言っているようだ。自民党になろうとして2009マニフェストになかった「消費増税」にいきなり舵を切った民主党政治家たちの腐臭ふんぷんたるいかがわしさは細川氏の支援団体としては似つかわしくない。まずは東京都の大掃除から始めるためにも細川氏の出馬表明を願う。
願ってもない都知事候補者が名乗りを上げようとしている。一般的な常識のある人なら誰が考えても「脱原発」は揺るぎない政策のはずだが、自民党は先の衆・参国政選挙では「脱原発」らしき主張を繰り返していたものの、衆・参選挙で大勝し圧倒的多数を獲得して政権基盤が盤石になるや「脱原発」の旗を降ろしてしまった。そして愚かにも「いつかは脱原発だが、今ではない」などと意味不明な戯言を幹事長までも口にし始めた。これだから官僚下請政党は油断ならない。
細川護煕氏は小泉純一郎氏と会って話し合い、「脱原発」を軸に選挙戦を展開するという。小泉氏が細川氏を応援するか否か、そんなことは大したことではない。一度は「脱原発」を掲げて大勝したが、政権に返り咲くやかつての原子力行政にすっかり軌道修正してしまった。「原子力規制委員会」までもこの夏に高浜原発の再稼働の検討に障害は何もない、などとうそぶく始末だ。
これだから官僚や御用学者は信用ならない。言葉は便利なもので、いつでも修正可能だと彼らは思っている。しかし「裏切られた」と心に刻んだ国民のくやしい思いは決して変わらない。現在も福一原発事故現場からは夥しい放射能が撒き散らされている。そうした事実をマスメディアは殆ど報じないが、国民の誰もが「福一原発放射能漏れ事故」は収束したとは思っていない。
本当のことを語り、羊頭狗肉のような嘘をつかない、という至極真っ当な人物が政治を行うべきだ。そうした意味で細川護煕氏は当選後に「原発推進」に転じるような自公政党にいるような政治家ではないだろう。
広く無党派の支持を得たいと細川氏は言っているようだ。自民党になろうとして2009マニフェストになかった「消費増税」にいきなり舵を切った民主党政治家たちの腐臭ふんぷんたるいかがわしさは細川氏の支援団体としては似つかわしくない。まずは東京都の大掃除から始めるためにも細川氏の出馬表明を願う。