民主党を「弱腰」批判していた安倍政権はどうするのか。

  尖閣沖の公海上で中国艦船が自衛艦をロックオンしたという。拳銃でいえば銃口を向けたということだ。国によってはロックオンされた段階で直ちに反撃する場合もある。


 


 中国は危険な火遊びに興じているようだが、余り相手を舐めないことだ。自衛艦が「防衛」のために反撃しても国際法上はなんら問題はない。それが日中戦争の引き鉄にならないとも限らないし、日中戦争が勃発して中国は国内の平安が保てるのだろうか。


 


 公海上だから自衛艦は「専守防衛」のため反撃出来ないと解説している評論家がいるが、自分自身の身の安全を守るために反撃するのはなんら国際法上問題ない。日本国憲法がどのように規定しようと、国際法の方が優先するのは言うまでもないことだ。


 


 安倍氏は民主党の対・中対応を「弱腰だ」と批判していた。それでネトウヨたちの人気を博して先の選挙で「見せ掛けの大勝利」を得たのだが、安倍氏も弱腰ならネトウヨたちからの支持を潮が退くように失うだろう。


 


 それにしても先月30日にあったことが昨日まで伏せられていたのはなぜだろうか。安倍政権が対応に苦慮して発表を引き延ばしたのか、それとも徳田政務官のスキャンダル隠しに発表したのか。いずれにせよ国家的な危機に対して鈍感だったのではないだろうか。さて、安倍氏はどのようにこの戦争ごっこに興じるバカな中国という国に対して対処するのかお手並みを拝見しよう。



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