既に安倍氏は中国政府に舐められているのか。

  中共政府が野田民主党政権とは「尖閣問題」で話し合う気はないが、次の総選挙で政権交代が確実視されている自民党総裁の安倍氏には期待しているという。タカ派といわれつつ先の首相在任中には靖国参拝をしないで訪中したからだという。


 安倍氏も舐められたものだ。中共政府は日本の首相が安倍氏なら先の首相在任中のように中国の注文通りに振舞うだろうと言っている。そのような安倍氏の対中政策に何が期待できるのだろうか。


 


 いや、そもそも中国政府のそのような発言そのものが日本の内政干渉というべきではないだろうか。余り傲慢な逆上せ上がった発言をしないほうが身のためだ。


 中国バブルのハードランディングは既に始まっている。これまでの順調な経済運営は不可能となり、景気後退のデフレが中国全土を覆うだろう。日本は20年近くもデフレ経済下の不景気を経験してきたが、民主国家でもかなり国民の不満はたまり民主党への政権交代が実現した。中国政府は政権交代のない中共の独裁政権で、しかも非民主的な運営だから国民の不満を吸収する装置もない。そうすれば一体どうなるのか。


 


 ただ日本の場合は政権交代を果たしたものの、民主党国会議員の多くが民主党の掲げた2009マニフェストの理念を理解せず、マスメディアから「バラ撒きだ」といわれ官僚たちが耳元で「増税しなければ財政破綻するヨ」と囁かれてその気になった。最悪だったのが民主党理念の旗振り役だった小沢氏が官僚とマスメディアのタッグチームが仕掛けた捏造事件による政界追放謀略により政治の表舞台から排除されたことだ。それに民主党国会議員が抵抗するでもなく、反対に「党員資格停止」などという馬鹿げたマスメディア迎合劇まで演じて見せた。


 


 官僚たちの策動に最初に篭絡された政治家は菅氏だった。小沢氏排除により首相に就任するや恩返しとばかりに「消費税10㌫」などと口走って参議院選挙で民主党を大敗させた。そのときの幹事長だった仙谷氏も誰も責任を取らないまま、似非・民主党勢力が政権中枢に居座り今日に到っている。


 中共政府が内政干渉発言してくれたことにより誰が中共の中国に都合が良いのかが明らかになった。安倍自民党政権の方が少なくとも野田民主党政権よりも好都合だと思っているようだ。もしくは安倍政権実現に少しでもアシストして恩義に感じてもらいたいという魂胆なのかも知れないが。


 


 日本で開催されたIMF総会に欠席して経済大国としての責務を放棄していて、ナニを大きな顔をしてほざいているのかと呆れる。これほどジコチューな政府を私は知らない。そんな無責任中共政府から気に入られた安倍氏は直ちに「余計なお世話だ、迷惑だ」と斬って捨てるべきだが、ヤニさがって悦に入っているのならバカ丸出しだ。やはりここは小沢氏に頑張ってもらえるように、次期総選挙では「国民の生活が第一」を全力で応援するしかない。



このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。