「反日教育」に対しても理由を聞こう。

  日本政府は中国と韓国に対して「反日教育」を施していることに対して、韓国政府と中国政府に理由を聞かなければならない。これまで中・韓政府は日本の内政に関して度を越えた干渉をして来た。


 たとえば日本国内で日本国民に行う歴史教科書に「文句をつける」という飛んでもない「内政干渉」をして来た。翻って中・韓では史実に基づかない捏造した「反日的」歴史を子弟に教えることをやっている。そのことに対して日本政府は堂々と訂正を求めるべきだ。


 


 その際、明確な史実に基づく根拠となる出典や資料を明示して、中・韓の歴史教科書の訂正を求めるべきだ。たとえば中共政府の唱える30万人もの南京大虐殺は史実と著しく異なることや、盧溝橋事件は中共が仕組んだ事件だと史実に照らして訂正するように求める必要がある。


 韓国に対して日本が総督府を置く以前の半島の写真と、総督府を置き日本が半島を併合して以来の写真を対比して韓国の歴史教科書に掲載するように求めることだ。竹島に関しても歴史的な史実に基づいた日本の領有権の主張根拠も韓国の教科書に掲載するように求めることだ。そうした資料と韓国政府の言い分とを両論併記した上で韓国民に判断させるのがフェアな科学する態度であり、一方的な言い分だけを自国の教科書に掲載して教えるのは教育ではなく、むしろ信仰に近いといわざるを得ない。


 


 そうした中・韓の根本的な教育の原点に触れなければ、日本との関係改善は果たせない。既に日本のマスメディアにも適当な妥協点を探って中・韓と揉めるのをやめようではないか、という論調が見られるようになったが、それは何も解決しないて問題を先送りさせ両国関係を永遠に悪化させたままにするだけでしかない。「反日教育」に中・韓と日本との関係の基本的な反目があのなら、「反日教育」そのものの訂正を求めなければ対立の芽は永遠に除かれない。それならこの際、徹底して対立の根本原因を排除する方が良いだろう。


 日本国政府と外務官僚は肝を据えて中・韓に「反日教育」をやめるように求めるべきだ。そうすれば中国民や韓国民は少しは学校で学んだ教育は事実と異なるのかもしれないと思うだろう。そうした懐疑心を抱くことこそが科学する芽だということを中・韓国民は知らなければならない。教育とは盲目的な信仰ではなく好奇心と従前の常識を疑い科学することから出発するものだ。



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