日本のマスメディアは尖閣に領土問題が存在すると認める方針なのか。

 今朝(9/22)もみの氏の登場する報道番組で高齢の評論家氏が「尖閣に領土問題が存在すると認めて、政府は中国と話し合いをしてはどうか」とバカな発言をしていた。


 日本のテレビ局は全国紙が親会社として君臨するクロスオーナーシップ制だから、彼もどこかの新聞社の古手なのだろうがどの新聞社か知らないし、詮索しようとも思わない。が、マスメディアではそうした認識になっているのだろうかと少しばかり気になったのは確かだ。


 


 全国紙の記者たちの中にも中国駐在員の経験を持つものもいるだろう。中国当局によって篭絡された親中記事を書く記者が各社にいるが、彼らの多くが中国駐在員経験者なのは公然の秘密だ。外務省にも中国赴任経験者たちは中国当局から硬軟合わせた手厚い接待を受けてチャイナスクール出身者と呼ばれる中国政府の言いなりの外交官がいる。


 


 かつて日曜日午前中の某テレビ番組で西部氏と高野某氏とが中国民の対応について言い合っていたことがあった。高野某氏は「北京郊外の村を取材で訪れた折に、現地住民から手厚いもてなしを受けた。中国にも日本人に優しい人たちはいる」と発言したのに対して、西部氏は「その村全体がプロパガンダだったとなぜ思わないのだ。その村を指定したのは当局で、当局の案内により連れて行かれたのだろう」と反論したことがあった。


 


 平城の幼稚園の様子を報じる映像を見て、子供たちの不自然な笑顔全開の遊戯や歌に気持ち悪いと思うのは私だけだろうか。彼らは平和な子供たちを見事に演じている、としか映らず、その不自然さゆえに子供たちの置かれた過酷な状況を想像しないわけには行かない。


 南シナ海に要塞まで築いておいて、今更話し合いをしようとは中国政府は実に手前勝手だと思わずにはいられない。それに対して日本の尖閣に対しては厳しく臨む、と言う事を聞かない日本には強硬姿勢を続けるぞとは、ヘタなやくざの脅しを見ているようだ。


 


 この国のマスメディアはいままでどれほど反日的だったか、誰の記憶にも新しいだろう。だから記者上がりのご老体が何を言おうと驚かないが、国民に与える影響を考えると、そうした反日的な言辞を吐く重鎮にはお引取り願った方が良いのではないだろうか。尖閣に領土問題が存在しないのは竹島や北方四島にも領土問題がないのと同じく明々白々だ。半歩たりとも譲ってはならないし、譲る理由も見当たらない。寝言は寝たときだけにして頂きたい。



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