張子の虎・中国の象徴、空母。

 ウクライナで建造した空母のスクラップを買ってきて、改造し改装して中国の空母として就役させるという。蒸気カタパルトもなければ着艦機を止める特殊なワイヤーもないという、空母として致命的な欠陥を持つ艦を張子の虎としてデモを行うとは滑稽そのものだ。そうした脅しに近隣諸国が驚いて中国の膨張主義にひれ伏すと思ったら大間違いだ。


 


 前中国大使という肩書きの人物がテレビ出演して対中国策に関して縷々述べていた。彼が中国大使として赴任していた間に何があったかを正直に語らなければならない。現在の中国政府の対日政策が強行に転じた本元の原因は日中中間線上の中国の一方的なガス田開発に手を拱いていた自民党政府と外務省の対中国官僚たちに大きな責任がある。なぜ強硬にガス田開発に対して実力行使をしなかったのか。海上自衛隊を出動させて「日本の領海はしっかりと守る」という態度を示していれば、今日の事態はなかっただろう。


 


 なし崩しに少しずつ中国は日本政府の反応を確かめながら侵入してきた。ここまでなら日本は大して文句を言わなかった、だから今度は次のステップまで踏み込もう、と日本の対応を見ている。これまで海洋資源を侵害しても日本はただ「話し合おう」と言うだけで、実際には何も対応しなかった。


 中国は少しずつ増長して、今日見るように態度をデカクしたのだ。中国は国力がついて来るに従って軍事力を近代化し飛躍的に増強してきた。いつまでも中国のやりたい放題に許すのは問題を悪化させるだけだ。


 


 ただ中国政府首脳は自国の経済環境を楽観的に見ているようだ。日本に経済制裁すると大口を叩いている。中国の張子の虎経済にそうした実力があるのならどうぞ、と言いたい。経済制裁で日本は少しの間少しは困るかもしれないが、中国は日本の数倍も早く困難な事態に追い込まれるだろう。


 中国の反日暴動により欧米諸国の投資家までも中国から手を引き始めた。日本企業も反日暴動により閉鎖し、そのまま撤退へ移るところも出てくるだろう。そうすれば8㌫を割った中国経済成長は下方にブレて、ついには失速するだろう。その予兆は早くも出ている。


 


 中国は地方から崩れるだろう。既に地方政府の何ヶ所かは二進も三進も行かなくなっている。中国政府の要人たちは先を争うように蓄財した資産を海外へ移転し身内を海外へ出している。それも生半可な数字ではないようだ。中国政府主導の反日暴動により、中国経済のハードランディングが始まったようだ。



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