野田氏は何に対して本気なのか。
野田佳彦首相は26日午前、太平洋・島サミット出席のため来日したトンガのトゥイバカノ首相と沖縄県名護市で会談し、自然エネルギーの普及や低炭素社会の実現へ緊密に協力する方針を確認した。(以上「産経新聞」引用)
本気で自然エネルギーの普及を目指すのなら、野田氏お得意の「退路を断って」原発再稼働を拒否し命をかけて自然エネルギー開発に政府が本腰を入れるべきだ。そうすれば優秀にして勤勉な国民性から、必ず日本で自然エネルギー利用新技術が開発されるだろう。
低炭素社会などというお題目は後からついて来る。だからまずは「脱原発」を宣言して本気で取り組むべきだ。トンガなどの環太平洋には太陽光に恵まれた広大な海がある。太陽光パネルを組んだ筏を浮かべれば漁礁にもなるし発電も出来るだろう。
波動発電や深海との海水温度差発電やアイデアは無尽蔵に出るだろう。政府はそうした開発に補助金をつければ良い。あるいは自然エネルギー発電システムのコンペを行って、可能性のあるプロジェクトに資金を無償貸与するのも一つの方法だろう。それが日本の成長戦略の一翼を担うだろうし、自然保護の一環にも繋がるだろう。
バカな「消費増税」に血道を上げるより、二度と起こしてはならない放射能汚染の可能性のある原発を廃棄するためにも、野田氏は広い視野を持って政治判断をしなければならない。