法治国家日本の尊厳を守るために、我らは小沢氏を支援する。

  何ともバカバカしい、法治国家にあるまじきブラックボックス東京第五検審会起訴された小沢氏の最終弁論が終わって、いよいよ来月26日に判決を待つばかりとなった。


 小沢氏が何をしたというのだろうか。元秘書三人が何をしたというのだろうか。元秘書三人は「法と証拠」に基づかない「ミスター推認」裁判官による判決で有罪とされたが、小沢氏まで同じ轍を踏むことはこの国の司法史上、断じて許されない。


 


 かつて大津地裁の判事は国の介入を撥ね退けて、ロシア皇太子に対する傷害事件を国賓に対する傷害罪がないことを盾に、一般国民の傷害罪を実行犯の巡査に言い渡した。


 それが「法と証拠」に基づく法治国家の判事に求められる「独立性」だ。しかし、それから遥かに歴史が積み重ねられ、益々司法の在り方が蓄積されたこの国で、バカな裁判官による「推定有罪」の判決が言い渡された。歴史を逆戻しにしてでも、ミスター推認判事は明治時代の大津地裁の判事に詫びなければならないだろう。


 


 小沢氏の最終弁論が終わった。誰が見ても不当な、余りに不当で「これが現代日本で行われている裁判なのか」と自らに問わなければならないほどの稚拙な刑事法廷で、法律専門家にして大のオトナが「禁固三年」を求刑し、それに対してもっともらしく傾聴している裁判官のバカバカしさはまさしく平成の狂言芝居だ。将来の愚かな法廷の実例としてこの裁判が今後何百年もこの国の法律専門書に特筆されることだろう。


 


 それほどの愚行をしでかしているという認識なき法曹界や司法界は、まさしく痴呆状態にある。「期ズレ」があったとして、どれほどの犯罪を形成しているのだろうか。4億円を隠蔽したと無理筋による起訴をコジツケた弁護士たちも赤面していることだろう。そして、会計学の専門家の意見を徴するまでもなく、登記時期に異論が百出するのは当たり前のことだ。しかも政治資金規正法に基づく収支報告書は「発生主義の原則」に基づくとも、「現金主義に基づく」とも土地登記に関して規定していない。規定していないものについて記載時期が良いだの悪いだのと論じること自体がナンセンスだ。検察当局からして、指定弁護士を含めて、すべては会計学に無知をさらけ出し満天下に馬鹿さ加減を晒していることすら気付かないでいる。


 


 大手マスコミも本来なら一笑に付して「国策捜査と、税金の無駄遣いは止めるべきだ」と論陣を張るべきだった。それを大真面目に「政治とカネ」と連日連夜新聞やテレビや週刊誌や果ては雑誌まで総動員してプロパガンダを垂れ流した。


 いまもプロパガンダを意味を吟味すらせずに、意味を吟味したのなら本人の無知・無能をさらけ出したわけだが、テレビで喋った連中が未だに顔を晒している。よくも平気なものだと厚顔無恥さに驚きを禁じ得ない。


 


 裁判官は公訴棄却するのが本筋ではないかと、法律の専門家でない者にも解る。それほど明らかな捏造疑惑にバカな判決を言い渡して恥の上塗りをするつもりだろうか。日本の司法当局は。この国の司法が「法と証拠」に基づく法治国家なのか、それとも新たなミスター推認判事を製造する暗黒のブラックボックスなのか、平成24年4月26日に判明する。



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