中国や韓国の史実に基づかないプロパガンダには政府が日本国民を代表して正式に抗議すべきだ。

 南京問題ほど史実から明らかになっている事実はない。そこに虐殺はなく、むしろ日本軍と戦っていた孫文の国民軍は「南京開城」を拒否して勝ち目のない市街戦に突入し、一ヶ所だけ開いていた城門から大挙して撤退したが、それを城外に据えた機関銃で狙い撃ちしたのは毛沢東の軍だった。


 つまり中国戦線で日本軍は国民軍を叩こうとする毛沢東の軍に徹底して利用されたにすぎない。そうした卑怯な史実を中共は中国国民に明らかにしたくないため、あらゆるメディアを通じてプロパガンダを流して日本悪人説を敷衍している。そのことに抗議しなければプロパガンダが事実と誤認され、また新たなお調子者によって日本が侮辱されることになる。日本政府は史実と異なるプロパガンダを演じる都度、中国や韓国政府に毅然として抗議すべきだ。


 


 NHKの大河ドラマに対して兵庫県知事が不満タラタラなのは良く分かる。あれも一つのプロパガンダの色彩が強い。清盛から頼朝の時代は歴史的に朝廷の権威が失墜し、貴族社会から武家社会へと国家権力が簒奪される過程にあたはずだ。が、大河ドラマでは時代絵巻の学芸会を演じているのだろうか(視ていないから何ともいえない)。


 大河ドラマなるものを視なくなって既に久しい。いや大河ドラマだけではない。テレビそのものを視なくなっている。最近のテレビが実に詰まらなくなっているからだ。かつての大河ドラマ「太閤記」で緒方拳がデビューした時の鮮烈な印象は今も脳裏に残っている。そうした役者がテレビに登場しなくなってどれほど経っただろうか。


 


  ドラマの制作方はかつての制作のように丁寧な仕事をしているのだろうか。予算だけの問題ではないだろう。歴史の舞台となった地方へ出かけて郷土史家たちと意見交換しているのだろうか。兵庫県に福原京を造営したというのなら、その地に立って地元の歴史家と談笑したのだろうか。なぜ京ではなく福原京を選んだのか、なぜそれが兵庫県だったのか、深い造詣が制作の「描き割り」に投影されるほどでなければ視る者に感銘を与えないだろう。主調低音のない交響曲はチンドン屋と変わらないのと同じで、歴史に対する哀惜のないドラマは幼稚園児の演じる学芸会にも劣る。


 


 野田氏が「国民の生活が一番の政治を行うべきで、官僚の意見が一番の政治になってはいないか」と脱党した議員から国会で質問されて、憮然とした顔で「国民の生活が一番の政治をやっている」と返答していた。嘘もいい加減にしてもらいたい。


 デフレ下の増税は決して良くない、というのは経済を少しでも学んだものなら即座に解ることだ。デフレ下は景気が悪いのも常識だし、景気が上向くにはインフレ傾向が必要なのは誰もが知っている。


 こうした状況下でも野田氏は増税にアクセルを踏み続けている。消費増税のためなら解散しても良いと思っている。狂気の沙汰としか言いようがない。愚かな首相を民主党は選んだものだ。



このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。