道理の伴わない譲歩は一切すべきでない。
韓国の民間団体が日本大使館の前に「従軍慰安婦の像」を設置したそうだ。バカバカしいことを韓国政府は認めたものだ。道路が区の公道だが、区は「従軍慰安婦像」の設置に関して判断する立場にないとして政府に判断を委ね、政府も判断を保留したという。
バカバカしいことだ。愚かな日本の大マスコミが火を付けた「従軍慰安婦問題」に対して、日本政府が直ちに一蹴していれば何ら問題なっていなかったのだが、愚かな政治家が譲歩したのが韓国の外交カードに「従軍慰安婦」をでっち上げてしまった。
何度も書いたことだが、日本軍に「従軍慰安婦」は存在していない。ただ売春を商売としていた人たちが「売春婦」を募って兵営の近くで臨時の「慰安所」を設置した。そして若い兵隊がその慰安所を利用した。これが事実のすべてだ。当時の日本で売春は合法だった。売春婦の存在自体が法的に問題とされなかったのだ。現在の常識で歴史問題を論じてはならない。
当然のことながら韓国女性の売春婦も勿論いただろう。日本本土から出稼ぎに出かけた多くの日本女性もいた。何しろ将校よりも多額の月収を手にしていたというから、韓国女性の憧れの職業だったという。
日本で売春が禁じられたのは昭和31年のことだ。韓国はどうだろうか。全面的に売春が禁じられたとは未だに聞いていない。政府公認の合法的なキーセンは韓国に未だに存在する。韓国では売春は違法だが不法ではない、という当局の運用次第ではどうにでも解釈できる仕組みになっているようだ。
そうした国情にあって、日本の戦中のことを持ち出して騒ぎ立てるのはなぜだろうか。既に戦前・戦中のことは日韓基本条約ですべて解決済みだし、日本が韓国に支払った無償の3億ドルと有償の2億ドルの円借款には北朝鮮分までも含まれている。だから法的にはたとえ「従軍慰安婦」が実在したとしても、その賠償責任は韓国政府にある。日本に対して要求することは現韓国政府を蔑にしていることであり、日韓基本条約を締結した当時の韓国政府をも否定していることになる。
バカバカしいことをしている、という自覚のない韓国人には呆れ果てるが、それを支援する日本人と「従軍慰安婦」がいたとするジャーナリストや政治家たちには反吐が出る。
彼らの国賊的な態度が日韓両国の正常な政府要人の交流と二国間関係を阻害しているのだ。なぜそうした当たり前のことが分からないのだろうか。道理を正さなければいつまで行っても感情はもつれたままだ。
似非人道主義のジャーナリストよ、今も韓国のバカバカしいニュースを伝えるのに「植民地時代の」と接頭辞を被せるMCは欧米諸国の植民地主義と日本が行った併合の相違が分からないほど愚かなのだろう。それほどの愚かな連中が毎日マイクの前に座って国民に誤った歴史を繰り返し刷り込む。非国民は大マスコミの当局者たちだと断定し、彼らの報道をボイコットするしかないのかと暗澹たる気分に陥る。米国のポチと売国奴まみれの報道機関と似非人道主義の政治家が跋扈しているようでは、この国の真の独立はまだまだ遥かに遠いようだ。