弔問外交を展開せよ。
米・韓と緊密に連絡を取って不測の事態に備えるのは当然のことだが、日本は早速北朝鮮政府に対して「弔問」として野田首相もしくは首相経験者クラスの特使を派遣する用意があると通達すべきだ。そこで積極的に北朝鮮要人と会談して新たな北朝鮮指導部と顔をあわせておくのはぜひとも必要だ。
金正日氏が亡くなり国葬が執り行われるのに外国の元首クラスが出席しないようでは北朝鮮指導部の責任問題になりかねないだろう。是非とも日本のしかるべき人物が出席して、拉致問題に関しても解決の糸口を掴むことだ。
拉致問題をすべて金正日氏がしたこととして現政府の責任を問わなければ、現政府の要人たちも日本に拉致被害者を帰しやすいのではないだろうか。韓国は大統領が金正日氏の葬儀に出席すべきか迷っているようだが、日本は逸早く野田氏の出席を通告することだ。米・韓と連絡だけ取って後は無策だというのなら余りに情けないことだ。