公務員給与削減法案は通過しないとは。
この国の政治は何処まで国民を舐めているのだろうか。不退転の決意で「消費税増税」を成し遂げると宣言した野田首相は公務員給与削減法案は通過させないまま12月9日で国会を閉じようとしている。所得増税は早々と通過させ、公務員給与削減に関しては人事院による0.23%というすずめの涙ほどの削減案も、政府による平均7.8%の削減案も、いずれも国会を通過しないまま閉じるという。
ここまで国民を馬鹿にした政権があっただろうか。7.8%3年間削減ですら「甘い」と怒りを覚えていたが、結局一切削減法案は国会を通らないまま閉じるという。
この程度のお粗末な政治家を国民は選んだのだろうか。この程度の官僚の下僕に成り下がる与野党政治家を国民は望んでいるのだろうか。
国民は本気で怒ろう。本気で怒って来年の確定申告と納税を拒否しよう。そこまでやらないと、この国の腐りきった官僚たちは国民を舐め切って既得権益を決して手放さない。国民は心の底から怒ろうではないか。