民主主義ではなく、官僚主義の政治に変貌し続ける民主党政権。

  この国の政治は年の瀬のドン詰りまでバカなことをやっている。深夜に民主党税調は野田氏の出席により反対派を押し切って消費増税の税率と実施時期を決めたという。官僚たちに唆されるや2009マニフェストにないことには全力で突き進み、国民と選挙で約束したマニフェストはさっさと丸めてポケットの中へ突っ込んでしまったようだ。


 


 さて、年末年始のあいさつ回りに、民主党国会議員はどの面を下げて有権者の許を廻るのだろうか。ウチに来ようものならトコトン問い詰めてバッジを外すように迫るだろう。彼らはまともな社会人ならやってはならない「契約違反」を平然としでかしている。どんな言い訳も通らないどころか、事と次第では民事罰どころか刑事罰まで問われかねない。それが政治家の「公約」だから許される、とでもいうつもりだろうか。


 


 憲法で主権在民の精神を謳い上げ、国民主権を定め、政治家は選挙で国民の付託を得ている、とされている。それがこの国の国家権力の在り様の本質だ、いや憲法では「主権在民」が本質であるべきはずだった。しかし現実は無節操な政治家が政権を獲るやたちまち官僚の御用聞きとなり、国民に負担を求めてくる。


 その一方で官僚たちはやりたい放題だ。天下りは民主党政権になってさらに酷い状況になっている。政府に高級官僚専用のハローワークを作ったり、現役のまま関連企業へ天下りの予行演習を行ったりと、何でもアリの様相を呈している。


 


 官僚たちの利権を削ぎ落し、そこに注ぎ込まれている国民の税と負担金を奪い返すはずの民主党が政権に就くや官僚の番犬となり使い走りに変貌してしまった。そして大手マスコミは相変わらず「消費増税を半年延ばしたから財政再建に黄色信号が灯った」と官僚の代弁を堂々と行う始末だ。なぜ歳出削減をしっかりと行えば消費増税よりも効果がある、と本当のことを言わないのだろうか。際限なき歳出拡大を野田氏は国際会議に出席する都度「経済協力」の美名のもとに行い、財務省と外務省と経産省の利権拡大に寄与している。なぜ日本国民の窮乏し疲弊している生活をどうにかしようとの政策が何も出て来ないのだろうか。


 


 ぜひとも我々有権者はこの年末年始であいさつ回りに廻って来る政治家を罵倒しようではないか。主権在民を謳い上げている憲法前文をコピーして、政治家たちに「勉強しろ」と言って手渡そうではないか。



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