熱中病死1ヶ月19人。
いかに暑かったとはいえ熱中病での搬送が8300人越えで、熱中病死1ヶ月19人で今月3日までで昨年の4倍とは異常だ。これも東電をはじめとして原発停止による「節電」効果なのだろう。あまり「節電、節電」とテレビは世論を煽らないことだ。
扇風機が売れに売れて国内製品だけでなく外国製品も輸入ラッシュだという。エアコンが電気を食うため扇風機に切り替える家庭が増えているためのようだ。これも節電効果なのだろうが、扇風機を直接向けて風を送ったまま寝込むと「低体温症」で最悪の場合死亡に至る危険がある。
国民は東電発の「節電」広報に騙されないことだ。具合が悪くなれば誰憚ることなくエアコンのスイッチをつけよう。夜寝るときは扇風機よりもエアコンの除湿の方が健康と睡眠に良い。そもそも夜間に電力の供給不足は予定されていない。
そして昼間も窓を開け放って外気を室内に入れるのは福島原発事故収束まで止めた方が良いだろう。僅かな放射性物質とはいえ飛散しているのも事実だ。とりわけ乳幼児や子供のいる家庭では「東電の附け」でエアコンをつけよう。
出来ることならエアコンのフィルターを時々放射線量測定器で測定してみよう。そして微量でも検出したらその情報をネットにアップし、フィルターを丁寧に流水で洗って掃除しよう。
御用学者が微量な放射線はかえって健康に良い、などと嘯くのは無視して、子供たちの将来に禍根を残さないように「疑わしきは除染」する態度で自分たちで守ろう。放射能と健康被害の関係は閾値ではなく直線的な関係だと分かっている。微量なら微量なだけ健康を害していると思った方が正しいだろう。
これから暑い夏本番だ。健康に自信のない方や高齢者や乳幼児や子供たちのいる家庭で東電の下請け大手マスコミの広報に従って「節電」に勤しんで命を落とさないことだ。不快なほど暑いと感じたらエアコンをつけよう。地域独占企業には一般企業以上に責任がある。電力会社が電気供給を停止したら存在意義は忽ち解消すると覚悟することだ。