PCが突然の不調に襲われた。
今朝のこと、このブログを書いていると突然マウスが制御不能になった。昨夜からなんとなく調子がおかしいゾ、と感じていた。しかし、書いた行が勝手に移動したり、書いたつもりが消えていたり、とマウスが勝手に暴走し始めた。そのうち画面までおかしくなり、ついにはリカバリーCDを使って初期化しなければならないのか、と目の前に広がる一日がかりの操作を想像して暗い気分に陥った。
なんとかブログを書きあげて「登録」したが、文章はあっちこっちへ飛び、要旨だけが何とか判る程度の酷いものになってしまった。
仕事の都合から一旦置いて出掛け、昼前に帰ってきて冷静に不具合の調査と復旧に取り組んだ。
Win XPで物理メモリを1GB積んでいることから仮想メモリはそれほど必要ないだろう、と削減していたのが原因かと思って仮想メモリを復元した。
高速化ソフトを安定化へ変更し、マウスポインタの自動移動機能を停止した。そうすると現在こうして平穏な気持ちでキーボードを打てるほどにPC機能が回復した。
2002年生まれとご高齢のノートパソコンもついにリタイア時期を迎えたかと、一時は覚悟しただけに安堵感も一入だ。それにしても10年も経たないうちに機能劣化するPCとは何だろうか。
常々PCは不完全な機器だと思っている。IT機器として絶対の信頼を勝ち得るにはもっと堅牢でなければならない。HDDが入っていることから衝撃に弱く、駆動部分の電気消費もあって電池パックで長時間使用できないのも不満の元だ。
ネットは確かに便利だが、性善説によって構築されている社会インフラ全般の弱点としてセキュリティ面の基本的な強化が望まれる。今朝の不具合も一時はウィルス感染を疑り、二種類インストールしているウィルスソフトでスキャンしてみたが、ウィルス感染ではなかった。
現在の落ち着いたPCは今朝のドタバタからは想像できない。よって、ドタバタの記念碑として、かなり意味不明な段落並びになっている直前ブログをそのまま保存する。