岡田氏の非民主的手法を糾弾したい。

 6/22で終わるはずだった国会を延長するにあたって、岡田氏は野党自・公と50日延長で同意を取っていたという。その間、二次補正を花道に菅氏が退陣するという道筋まで与・野党幹事長会談で取り決めていたものを、菅氏の怒声によって掻き消されたというのだ。


 国会運営は政党間の問題で、行政府の長たる首相の関与するところでない。それを菅氏に遠慮する余り、与・野党幹事長協議を反故にされた。そして70日延長が決まったというが、国会は止まったままだ。当然の帰結ではないだろうか。


 


 「無理が通れば道理が引っ込む」という。与・野党協議をアッという間にひっくり返された野党が面白かろうはずがない。


 それにしても妥協を知らない菅氏はまるでダダを捏ねる聞き分けのない幼児そのものだ。さすがに大手マスコミも菅氏の大人げない態度に批判を強めているが、聞き分けのない幼児をキチンと躾けられなかった岡田氏に批判が少ないのはなぜだろうか。


 政権与党の幹事長として小沢氏に対しては大手マスコミの疑惑捏造事件による道理なき起訴に対して「強硬」に党員資格無期限停止を言い渡したが、菅氏に対しては「辞表を出す」と大言壮語していた割には弱腰だ。それを大手マスコミが批判しないのはこの不景気の世の中でイオングループの広告宣伝費を失いたくないからなのだろうか。もしそうならヘッピリ腰なのは岡田氏もだが、大手マスコミもだといわなければならない。


 


 さて、スッカラ菅とヘッピリ岡田がヤジキタ道中のように延長国会の道中を歩き出したが、五里霧中のなかにあって政治不在の菅居座り空白国会をいつまで続けるつもりなのだろうか。



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