大手マスコミよ、ダイオキシン騒動はどうなった。

 大手マスコミが煽ったダイオキシン騒動により学校の焼却場が撤廃され、家庭の小型焼却炉も撤去されて久しい。しかし、ここに来て目の仇にされていたダイオキシン発生元の元凶と名指しされた塩化ビニールの大部分が焼却場で焼却処分されているという。


 


 確かに燃焼温度が1000℃を超えればダイオキシンも完全燃焼されて消えてなくなるとされているが、少なくとも公的焼却場は年中無休で燃焼し続けているのではない。殆どの場合が朝に火を入れて夕方には火を落とすことを繰り返している。つまり最もダイオキシンが発生する500℃前後の温度帯を一日に二度も通る。


 


 そうした検証を大手マスコミには行う義務がある。なぜならダイオキシン騒動を拡大させて、連綿と焼却してきた小中学校などの焼却場を撤廃させて、コストをかけてゴミを回収し、コストをかけて建築した大規模焼却場でまとめてゴミを焼却処分する仕組みを莫大な税をかけて行わせたのだ。その成果がどうなっているのか、大阪市では焼却場周辺の土壌がダイオキシンに高濃度に汚染されているとして土の入れ替えまで行ったのだ。


 


 今はCO2温暖化でTVのCMまで流して煽りに煽っている。本当に温暖化の元凶がCO2なのか。どうやら怪しいという科学的な反論が出始めているが、大手マスコミは無視している。そして更に環境行政を進めるべく提灯記事を書き続けている。


 


 一説では最も高濃度にダイオキシンに汚染されているのは鰻の蒲焼屋で、次に焼き鳥屋だという笑い話のような報告まである。各家庭から出るゴミを集めるのにもCO2を排出する自動車を使っている。いやわが市では電気自動車を使っているからCO2を排出していない、という馬鹿がいる。電気は何から造られているのか、と指摘すると原子力発電だと反論する大馬鹿もいるが、ウラン抽出と凝縮にどれほど化石燃料が使用されCO2が出ているかを考えないのは、目の前で火が燃えていなければ良いとする想像力の欠如した発想でしかない。


 


 大手マスコミは無責任に大きなスピーカーで国民を誘導する。今は懸命に「増税。高負担」路線に国民を誘導しようと新聞やテレビを総動員している。徹底して小沢氏を政治から排除して、行政・司法の下請け国会を構築しようとしている。大手マスコミが足並みを揃えて一定方向へ向いた時は危険信号が点っていると、国民は用心することだ。



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