勇気ある石平氏の発言に日本のパラダイムの変化を見る。
<7月の参院選で初当選した元中国籍の石平議員が、自身のユーチューブ番組内で、自身の見解や時事問題などを中国語で伝える動画の配信を始めた。国内外に住む中国人や中国政府の関係者を視聴者として想定している。日本の国会議員が「尖閣は日本固有の領土」「(南京事件で)大量虐殺は起こりえない」といった意見を中国語で発信する取り組みは珍しく、反響を呼びそうだ。
「「尖閣は日本固有の領土」石平参院議員、中国語で動画を定期配信 中国政府関係者ら念頭」とは、石平氏は日本の政治家より、より日本の政治家らしい。また「南京大虐殺」などなかった、と発言するのは勇気ある態度だ。
動画は「石平の中国週刊ニュース解説」内で「『漢奸』石平有話要説!(「裏切り者」石平の言いたいことがある)」のテーマ名で定期配信する。13日に第1回を公開した。動画は約10分間で日本語の字幕やテロップはない。
石氏が一人、中国語で視聴者に語りかける形で、自身の見解などを伝えている。 第1回では、9月上旬に自身が中国政府から中国国内での資産凍結や中国への渡航禁止などの制裁措置を受けたことに言及。「私が台湾問題や尖閣諸島、チベット問題などについて意見してきたことが背景にあるとみられる」と推察し、「中国に資産もなく、渡航するつもりもない。実に滑稽だ」と述べた。
また、「日本は民主主義国家であり、言論の自由がある。いかなる人も自由に意見を言う権利がある」と紹介。「中国のような大国が、外交部を通して一個人に制裁するというのは私を過大評価しすぎではないか」と皮肉を込めた。
中国が領有権を主張する尖閣諸島(沖縄県石垣市)については、「日本固有の領土であり、議論するまでもない」と断言。日本の国会議員として「尖閣諸島を含む日本の領土を侵略から守るために尽力する」と強調した。
日中戦争時に起きたとされる「南京事件」にも触れた。中国政府が「南京大虐殺」として旧日本軍に現地住民が数十万人も殺害されたと主張していることについて、「数十万人の虐殺など起こりえず事実ではない。南京で大量の遺骨が出てきていますか」と問いかけ、「捏造された話だ」と述べた。
さらに、「日本の国会議員なので、日本の国益を追求していく。私は日本の愛国者だ」と宣言。中国のインターネット上などで自身が「売国奴」などと誹謗中傷を受けていることを引き合いに、「本当の売国奴は中国共産党の指導者たちだ」などと批判した。
今後については、「日本を守った殉国者たちに敬意を表すため、定期的に靖国神社に参拝する。(日中間に)戦争を望んでいるのではなく、合理的、戦略的な関係を築きたい」と述べた。
この動画には、中国人によるとみられる中国語のコメントが多く寄せられた。「示唆に富む」や「中国共産党の言葉で『裏切り者』とは誠実で責任感のある善良な人のことだ」などと石氏に賛同する声の一方、「南京大虐殺を否定するのは不道徳だ」「記念館を見に行けば真実が分かる」など批判的な声もあった。
石氏は18日、産経新聞の取材に応じ、動画発信の狙いについて「尖閣や歴史問題などについて、中国の洗脳教育をそのまま受け入れて誤解している中国人が多い。元中国人として日本の立場を主張していく」と力を込めた。また、「『抗日戦争勝利』などの表現にみられるように、中国政府の主張には噓が多すぎる。一つ一つ暴いていく」とも述べた。
動画は休日の空き時間を利用して撮影し、今後は週1~2回のペースでの配信を目指すという>(以上「産経新聞」より引用)
この動画には、中国人によるとみられる中国語のコメントが多く寄せられた。「示唆に富む」や「中国共産党の言葉で『裏切り者』とは誠実で責任感のある善良な人のことだ」などと石氏に賛同する声の一方、「南京大虐殺を否定するのは不道徳だ」「記念館を見に行けば真実が分かる」など批判的な声もあった。
石氏は18日、産経新聞の取材に応じ、動画発信の狙いについて「尖閣や歴史問題などについて、中国の洗脳教育をそのまま受け入れて誤解している中国人が多い。元中国人として日本の立場を主張していく」と力を込めた。また、「『抗日戦争勝利』などの表現にみられるように、中国政府の主張には噓が多すぎる。一つ一つ暴いていく」とも述べた。
動画は休日の空き時間を利用して撮影し、今後は週1~2回のペースでの配信を目指すという>(以上「産経新聞」より引用)
「「尖閣は日本固有の領土」石平参院議員、中国語で動画を定期配信 中国政府関係者ら念頭」とは、石平氏は日本の政治家より、より日本の政治家らしい。また「南京大虐殺」などなかった、と発言するのは勇気ある態度だ。
南京大虐殺とは1937年12月に日本軍が南京戦において中華民国の首都である南京市を攻略した後に、数か月間にわたって多数の一般市民、捕虜、敗残兵を虐殺し、一般人に対する略奪・放火や強姦等を行ったとされる虐殺行為だ。しかし当時南京城内にいた外国特派員の誰一人として本国に「大虐殺が行われている」と打電していない。また南京城内のキリスト教会の宣教師たちの誰一人として「虐殺が行われている」と日記に書き記していない。
実際に、日本軍が南京を占領すると避難していた中国住民が陸続として城内へ戻って来たという。さらに南京城に避難して来る中国人で城内は溢れたという。だから中国民から略奪し虐殺していたのは国民党軍や毛沢東軍の方だった。
中国共産党は必死になって隠しているが、文化大革命や大躍進などにより約1億人もの中国民を虐殺した。そして天安門事件では自由を求める1万5千人もの若者たちを戦車で轢き殺し重機関銃で殺害した。そうした残虐な歴史に彩られた中共政府の歴史こそ指弾されて然るべきだ。いかにプロパガンダで中国民を洗脳しても、残された膨大な史料やフィルム映像などは誤魔化されない。
石平氏は自身の「石平の中国週刊ニュース解説」という動画内で「日本の国会議員として「尖閣諸島を含む日本の領土を侵略から守るために尽力する」と発言している。生まれつきの日本人より石平氏の方が愛国心に満ちているではないか。
日本ではジャーナリストをはじめ一部の国民に「反日・左派こそがリベラリスト」だという激しい思い込みがある。もちろん戦後にGHQが植え付けた自虐史観の産物だが、愛国心を表に表すのを躊躇する雰囲気があった。しかしここ最近、日本のパラダイム(ある時代や特定の分野で支配的となっている「物の見方や考え方の枠組み」を指す)が大きく変化しているように感じる。日本国民が真実を「真実だ」と語るようになり、間違いや捏造に対しては「間違っている」とはっきりと指摘するようになった。
例年3万人余りだった8月15日の靖国神社参拝客が、今年は閉門までに6万2千人を数えて猶も門外に参拝者の列が連なっていたという。外国にあっては国難に殉じた先人に対して国民が尊崇の念を抱くのは当然のことだが、日本では様々な理由を付けて批判し忌避していた。しかし、それが間違だったと日本国民が気付き始めた。
日本のパラダイムは確実に変化した。決して一過性のブームではない。もはや韓国が「慰安婦」カードや「徴用工」カードを使って日本政府を揺さぶることは出来ない。なぜならそれらは歴史上なかった捏造だからだ。日本国民が真実の歴史を自らの口で語り始めた。これがパラダイムシフトでなくして何だろうか。
もはやオールドメディアが日本の世論を支配していた時代は終わった。SNSで真実が語られ始め、自公政権は慌ててSNS規制を打ち出したが、真実を知った日本国民はこれまで嘘を垂れ流していたオールドメディアの虚偽に厳しい批判の目を向けている。テレビ番組内で「靖国参拝こそ普通の国民のあり方だ」と抗したタレントが干されているというが、それこそがオールドメディア支配の証拠ではないか。
反日・左派のオールドメディアによる世論支配が崩れ、国民は真実を知り、真実を語るようになった。そして政府の誤った「外国移民の促進政策」に対して昂然と異を唱えるようになった。確かに、確実に日本のパラダイムは変化した。それは真の日本の独立を宣言するパラダイムシフトだ。