異様な雰囲気の「ハッピーセット」販売初日。
<嫌な予感
いやあ、すごい混雑でしたね、先週の土曜日。あ、東海道新幹線でも、東名高速でもなく、マクドナルドの話です。
もういろんなところで報道されていたので、ご存知の方も多いことでしょう。マクドナルドの子ども向けセット「ハッピーセット」のおまけとして『ポケットモンスター』のグッズが付くということで、各店舗に購入希望者が殺到。当初、9日(土)〜11日(月)までの販売予定だったものが、販売開始から僅か数時間で欠品となり、購入できない人が続出。マクドナルドが公式サイトで謝罪文を発表するまでの事態に至りました。
SNS上で話題になったのは「転売ヤー」たちの存在。一人で50個以上の注文を行うあからさまな転売目的の購入者たちが続出し、そしてその多くが日本語がおぼつかなかったことから、「ハッピーセット」と共に「外国人転売ヤー」というワードがXのトレンドに上がりました。同時に、大量購入を許しているマクドナルド側への疑義を呈する意見も散見され、購入できなかった方々を中心に大きな議論を巻き起こしました。
で、私たまたま土曜日朝からハッピーセット目当てでマクドナルドに並んでたんですね。子どもたちに「買ってきてー」って頼まれたので。はたして、ネット上で流布される「外国人転売ヤー」や「マック側の落ち度」っていうのは本当にあったのか?時系列に土曜日午前中の出来事を振り返って、この騒動を私なりに検証したいと思います。
7時起きではもう遅い
そのために、前提として書いておきたいことがあります。
まず、今回のハッピーセットについてくる『ポケモン』のオマケは二点存在していた、ということ。一つはポケモン達を使用したオモチャ。もう一つはポケモンが描かれたカード。ハッピーセットを購入すると、この二つがどちらもオマケでついてくるのです。
そして、マクドナルド側は事前に「※ハッピーセット「ポケモン」を、おひとりでも多くのお子様にお届けするため、8月9日(土)-8月11日(月・祝)の3日間はおひとりさま5セットまでのご購入をお願いいたします。(※転売または再販売その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください。また、食べきれない量のご注文もご遠慮いただけますようお願いします。)」と注意喚起はしていたということです。
では、極めて私的な記録ではありますが、当日私がマクドナルドに辿り着き、購入に至るまでの流れを述懐いたします。
戦いはまだ終わらない……
帰宅後、無事入手したポケモンオモチャを愛でながらポテトを頬張る子どもたちを見ながら、今日の出来事を整理してみた。
まず、「外国人転売ヤー」というトレンド入りしていた文言について。
上記にも書いたとおり、恐らく多くの転売ヤーが雇われていたんだと思います。雇った側が必ずしも外国人とは限らないし、日本人でも大量に購入していた人はいました。なので、悪いのは「転売ヤー」であり「外国人」ではないという事は事実としてちゃんと述べておきたい。
オールドメディアのニュースでも取り上げられたマクドナルドのハッピーセット騒動だが、「近所の人に警察まで呼ばれ…転売ヤー続々参戦!東京マクドナルド「ポケモンハッピーセット狂騒曲」現場はこんなにヒドかった」と、カルロス 矢吹氏が報告している。
いやあ、すごい混雑でしたね、先週の土曜日。あ、東海道新幹線でも、東名高速でもなく、マクドナルドの話です。
もういろんなところで報道されていたので、ご存知の方も多いことでしょう。マクドナルドの子ども向けセット「ハッピーセット」のおまけとして『ポケットモンスター』のグッズが付くということで、各店舗に購入希望者が殺到。当初、9日(土)〜11日(月)までの販売予定だったものが、販売開始から僅か数時間で欠品となり、購入できない人が続出。マクドナルドが公式サイトで謝罪文を発表するまでの事態に至りました。
SNS上で話題になったのは「転売ヤー」たちの存在。一人で50個以上の注文を行うあからさまな転売目的の購入者たちが続出し、そしてその多くが日本語がおぼつかなかったことから、「ハッピーセット」と共に「外国人転売ヤー」というワードがXのトレンドに上がりました。同時に、大量購入を許しているマクドナルド側への疑義を呈する意見も散見され、購入できなかった方々を中心に大きな議論を巻き起こしました。
で、私たまたま土曜日朝からハッピーセット目当てでマクドナルドに並んでたんですね。子どもたちに「買ってきてー」って頼まれたので。はたして、ネット上で流布される「外国人転売ヤー」や「マック側の落ち度」っていうのは本当にあったのか?時系列に土曜日午前中の出来事を振り返って、この騒動を私なりに検証したいと思います。
7時起きではもう遅い
そのために、前提として書いておきたいことがあります。
まず、今回のハッピーセットについてくる『ポケモン』のオマケは二点存在していた、ということ。一つはポケモン達を使用したオモチャ。もう一つはポケモンが描かれたカード。ハッピーセットを購入すると、この二つがどちらもオマケでついてくるのです。
そして、マクドナルド側は事前に「※ハッピーセット「ポケモン」を、おひとりでも多くのお子様にお届けするため、8月9日(土)-8月11日(月・祝)の3日間はおひとりさま5セットまでのご購入をお願いいたします。(※転売または再販売その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください。また、食べきれない量のご注文もご遠慮いただけますようお願いします。)」と注意喚起はしていたということです。
では、極めて私的な記録ではありますが、当日私がマクドナルドに辿り着き、購入に至るまでの流れを述懐いたします。
(以下途中省略)
そしてここでわかったことがいくつかあります。まず、転売ヤーたちの多くがカード目当てだったということです。実はこのタイミングで、マクドナルド側が店員を増やしてキャンセル・返金対応専任で人員を出し始め、店内にいる人に説明して回っていました。主に、一度に20個以上の注文を行った、十中八九転売ヤーであろう番号を呼び出しては、「これ以降、カードは品切れで渡せない、返金対応は受け付ける」という旨を店員さんが伝えていました。お客さんの中に、日本語がおぼつかない外国人が大勢いたことは間違いありませんでした。
注文票を束で持っていた人もいたので、50個以上のハッピーセットをオーダーをした人間もいたかもしれない。そして全員が決まって言っていた事は「自分では決められないので、聞いてみないと(キャンセルすればいいのか)わからない」といった内容でした。これね、やっぱり転売目的の人はみんなでチーム組んで買ってるんですよ。もしくは、買うようにただ指示されたバイトか。この辺の人たちはカードが買えないとわかると、みんなキャンセルして帰っていきました。
そして、マクドナルド側が使用しているモバイルオーダーの酷さ。そもそもデジタル管理しているんだったら、在庫がどのくらいあるかなんてわかるんだから最初から注文段階で受付ないようにすればいいじゃないですか。どうしてそれができないんですか?と店員さんに聞いたところ、「モバイルオーダーは店舗側で管理できず、上から降ってくるものを捌いているだけ。そのためどうしても店舗で承れる数の限界値とはラグがでる」といった感じの説明を頂戴しました。もうね、そりゃそんな注文の受け方してたらトラブルくらい起きます。
ポケモンカードがもらえなくなると分かった途端、店内の混雑が一気に緩和される。代わりに外までキャンセル対応のための長〜い列が出来る。そして、朝マックから通常メニューに静かに切り替わりましたとさ。
「オモチャなしでも大丈夫でしょうか?」
ここでやっと、7時台の注文を調理している旨が店内に通達される。この時、ずっと同じような時間から店内で待っていた子ども連れのお母さん(初対面)と仲良くなっていた。「うち、A幼稚園です」「あら、私のとこはB幼稚園です!」みたいな会話をしてると、親同士は時間が経つ辛さを軽減できます。しかし、ここでマック側から非常な通告が。赤いスカーフをくるりと首に巻いた女性の店員さん曰く「カードだけでなく、オモチャの方も終わりが見えてきた、7時半までにオーダーされた分までしかご用意ができない」とのこと。
「オモチャなしでも大丈夫でしょうか?」と言われましても、大丈夫なわけがない。納得できない旨を伝えると、店員さんは間髪入れず、「わかりました、今キャンセル分を集計しています。これから7時台のオーダーを取りに来るであろうお客様にもキャンセルするかどうかを確認します。キャンセル分で浮いたオモチャは後から注文されたお客様へ順に回しますのでもう少々お待ちください」と非常に丁寧な対応を取っていただいた。
外には未だ返金対応待ちの長い列が。これは行ける!仲良くなったお母さんと、そう確認し合った。
AM11:00
おそらくランチタイム用のシフトに入っていた店員さんが一気に増員された。ここから注文はかつてないハイペースで捌かれていくことになる。そして、フリマアプリを見ていると、既に大量のポケモンカードやオモチャが出品され、その多くに買い手がついていた。我々はまだ入手さえしていないのに……。
AM11:45
この時、ようやく店員さんから私が注文した分のオモチャはお渡しできそう、という言葉をいただけた。仲良くなったお母さんも同様で、お互いの健闘を讃え合いましたとさ。
ギリギリ正午に達しない時刻に、ようやくハッピーセットをGET。ポケモンオモチャも無事手渡されました。ここまで約4時間の戦い。始発を待っていた学生時代でさえ、こんなに長くマクドナルドに滞在した事はなかった……。当初注文した朝マックはとっくのとうに品切れとなり、全て通常のハンバーガーやポテトのメニューへと変更を余儀なくされていた。しかしそれは細事というもの。開店時からあらゆる敵意を向けられ続けられながら、なんとか子どもたちにオモチャを配分しようと奔走してくれたマクドナルドの店員さんにお礼を伝え、私はようやくマックを後にしました。
そしてここでわかったことがいくつかあります。まず、転売ヤーたちの多くがカード目当てだったということです。実はこのタイミングで、マクドナルド側が店員を増やしてキャンセル・返金対応専任で人員を出し始め、店内にいる人に説明して回っていました。主に、一度に20個以上の注文を行った、十中八九転売ヤーであろう番号を呼び出しては、「これ以降、カードは品切れで渡せない、返金対応は受け付ける」という旨を店員さんが伝えていました。お客さんの中に、日本語がおぼつかない外国人が大勢いたことは間違いありませんでした。
注文票を束で持っていた人もいたので、50個以上のハッピーセットをオーダーをした人間もいたかもしれない。そして全員が決まって言っていた事は「自分では決められないので、聞いてみないと(キャンセルすればいいのか)わからない」といった内容でした。これね、やっぱり転売目的の人はみんなでチーム組んで買ってるんですよ。もしくは、買うようにただ指示されたバイトか。この辺の人たちはカードが買えないとわかると、みんなキャンセルして帰っていきました。
そして、マクドナルド側が使用しているモバイルオーダーの酷さ。そもそもデジタル管理しているんだったら、在庫がどのくらいあるかなんてわかるんだから最初から注文段階で受付ないようにすればいいじゃないですか。どうしてそれができないんですか?と店員さんに聞いたところ、「モバイルオーダーは店舗側で管理できず、上から降ってくるものを捌いているだけ。そのためどうしても店舗で承れる数の限界値とはラグがでる」といった感じの説明を頂戴しました。もうね、そりゃそんな注文の受け方してたらトラブルくらい起きます。
ポケモンカードがもらえなくなると分かった途端、店内の混雑が一気に緩和される。代わりに外までキャンセル対応のための長〜い列が出来る。そして、朝マックから通常メニューに静かに切り替わりましたとさ。
「オモチャなしでも大丈夫でしょうか?」
ここでやっと、7時台の注文を調理している旨が店内に通達される。この時、ずっと同じような時間から店内で待っていた子ども連れのお母さん(初対面)と仲良くなっていた。「うち、A幼稚園です」「あら、私のとこはB幼稚園です!」みたいな会話をしてると、親同士は時間が経つ辛さを軽減できます。しかし、ここでマック側から非常な通告が。赤いスカーフをくるりと首に巻いた女性の店員さん曰く「カードだけでなく、オモチャの方も終わりが見えてきた、7時半までにオーダーされた分までしかご用意ができない」とのこと。
「オモチャなしでも大丈夫でしょうか?」と言われましても、大丈夫なわけがない。納得できない旨を伝えると、店員さんは間髪入れず、「わかりました、今キャンセル分を集計しています。これから7時台のオーダーを取りに来るであろうお客様にもキャンセルするかどうかを確認します。キャンセル分で浮いたオモチャは後から注文されたお客様へ順に回しますのでもう少々お待ちください」と非常に丁寧な対応を取っていただいた。
外には未だ返金対応待ちの長い列が。これは行ける!仲良くなったお母さんと、そう確認し合った。
AM11:00
おそらくランチタイム用のシフトに入っていた店員さんが一気に増員された。ここから注文はかつてないハイペースで捌かれていくことになる。そして、フリマアプリを見ていると、既に大量のポケモンカードやオモチャが出品され、その多くに買い手がついていた。我々はまだ入手さえしていないのに……。
AM11:45
この時、ようやく店員さんから私が注文した分のオモチャはお渡しできそう、という言葉をいただけた。仲良くなったお母さんも同様で、お互いの健闘を讃え合いましたとさ。
ギリギリ正午に達しない時刻に、ようやくハッピーセットをGET。ポケモンオモチャも無事手渡されました。ここまで約4時間の戦い。始発を待っていた学生時代でさえ、こんなに長くマクドナルドに滞在した事はなかった……。当初注文した朝マックはとっくのとうに品切れとなり、全て通常のハンバーガーやポテトのメニューへと変更を余儀なくされていた。しかしそれは細事というもの。開店時からあらゆる敵意を向けられ続けられながら、なんとか子どもたちにオモチャを配分しようと奔走してくれたマクドナルドの店員さんにお礼を伝え、私はようやくマックを後にしました。
戦いはまだ終わらない……
帰宅後、無事入手したポケモンオモチャを愛でながらポテトを頬張る子どもたちを見ながら、今日の出来事を整理してみた。
まず、「外国人転売ヤー」というトレンド入りしていた文言について。
上記にも書いたとおり、恐らく多くの転売ヤーが雇われていたんだと思います。雇った側が必ずしも外国人とは限らないし、日本人でも大量に購入していた人はいました。なので、悪いのは「転売ヤー」であり「外国人」ではないという事は事実としてちゃんと述べておきたい。
そして、大量購入した外国人も、必ずしも転売目的ばかりではなかったと思います。なぜなら、カビゴンのタトゥーを入れたり、コイキングのTシャツを着て、ウキウキした顔でハッピーセットを注文していた外国人も何人もいたからです。要するに、単なる「爆買いインバウンド」ですね。だからといって必要以上の大量購入はいただけないのですが、これも同じく事実としてちゃんと述べておきたい事であります。
ネット上を見ると、「マック側にも責任がある」といった言説が飛び交っていました。私も同意見です。ただし、現場で動いていた店員さんは皆真摯に対応してくれました。少なくとも私が買い物をした店舗では。問題なのは、こういった購入システムを構築してしまった本社・運営側であって、現場で働いていた店員さんは一生懸命誠実に働いていたことは特筆しておきたいと思います。
何より、この時我々に対応してくれた店員さんたちを始め、マックでは数多くの外国人が働いています。今回の騒動ひとつで、「外国人」を十把一絡げに非難しようという言説や行動に対しては、強く注意喚起を促しておきたいです。問題はそこではないでしょう。
仲良くなったお母さんが「ハッピーセットなんて子ども向けのものなんだから、子どもが買えなくなるような売り方・買い方はしないでほしい」と言っていたのがそのまま正解だと思います。転売サイトに載っても買わない、みたいな人の善意に寄った対応策しかないのが現実ですが、それでもここで改めてそういった買い物の仕方は控えて欲しいと強く願っています。
なぜなら、そう、15日金曜日から、マックでは再び「ポケモンオモチャ第2弾」が発売されるからです!今回はカードはついてないから、転売ヤー達は購入を控えるように!もちろん、既に子ども達から「第二弾の購入」をおねだりされております。世のお父さんお母さん、共に頑張りましょう。>(以上「現代ビジネス」より引用)
何より、この時我々に対応してくれた店員さんたちを始め、マックでは数多くの外国人が働いています。今回の騒動ひとつで、「外国人」を十把一絡げに非難しようという言説や行動に対しては、強く注意喚起を促しておきたいです。問題はそこではないでしょう。
仲良くなったお母さんが「ハッピーセットなんて子ども向けのものなんだから、子どもが買えなくなるような売り方・買い方はしないでほしい」と言っていたのがそのまま正解だと思います。転売サイトに載っても買わない、みたいな人の善意に寄った対応策しかないのが現実ですが、それでもここで改めてそういった買い物の仕方は控えて欲しいと強く願っています。
なぜなら、そう、15日金曜日から、マックでは再び「ポケモンオモチャ第2弾」が発売されるからです!今回はカードはついてないから、転売ヤー達は購入を控えるように!もちろん、既に子ども達から「第二弾の購入」をおねだりされております。世のお父さんお母さん、共に頑張りましょう。>(以上「現代ビジネス」より引用)
オールドメディアのニュースでも取り上げられたマクドナルドのハッピーセット騒動だが、「近所の人に警察まで呼ばれ…転売ヤー続々参戦!東京マクドナルド「ポケモンハッピーセット狂騒曲」現場はこんなにヒドかった」と、カルロス 矢吹氏が報告している。
朝七時から販売のマクドナルドハッピーセットの購入で、朝七時前から店の入口に列を作って並ぶ大人たちを見るのは異様な風景だ。なにしろマクドナルドはファーストフード店であって、街の名店ではないからだ。
そして狙いは子供向けのハッピーセットに「オマケ」で付けられた『ポケットモンスター・グッズ』だった。それを転売目的で大量購入する輩が早起きして店頭に列を作っていたのだ。その証拠に当日のメルカリに件のグッズが出品されている。
以前にもハッピーセットの「オマケ」の転売目当ての爆買いと商品廃棄が問題視された。それに対してマクドナルト社は対策を立てたはずではなかったのか。同じような転売ヤーの標的にされた任天堂の人気ゲーム機に関して、任天堂はシリアルナンバーと買い上げレシートを添付しないと保証期間内でも無料サービスをしないと広報して、転売ヤーたちを転売市場から締め出した。
しかしマックの「オマケ」は任天堂のゲーム機のように高価ではない。しかし、それでも500円以上という価格は決して廉価でもない。それを大量に購入して、マック本来の食用商品を廃棄するとは本末転倒だというしかない。しかしそれを前回のマイクラ・ハッピーセットで経験したにも拘らず、ふたたび転売ヤーによる大混乱と食品廃棄にはマクドナルドの経営手法の是非も問われなければならないだろう。
ちなみに「日本マクドナルドホールディングス」の社長兼最高経営責任者(CEO)のトーマス・コウ氏は香港出身の中国人だ。別にCEOが外国人だからというのではないが、中国人なら転売ヤーたちの行動原理を多少なりとも知っているのではないだろうか。その他役員には外国人女性と思われる名も見られ、子供用商品開発と販売戦略も適宜検討されていると思うが、転売ヤー対策が「一人5セットまで」という対策だけだったとしたら彼らは転売ヤーの実態を全く知らないのか、知っていてお座なりの転売ヤー対策しか取らなかったと云わざるを得ない。なぜなら前回で転売ヤーに雇われた者たちが集団で店舗を訪れて爆買いしていた実態を店員等から聴取していれば、いかなる対策をすべきか判ってなければならないだろう。
子供連れで訪れるのを避けなければならないような状況を創り出す「ハッピーセット」の販売とは何だろうか。それがファーストフードを提供する飲食店のあり方として如何なものだろうか。
カルロス 矢吹氏は「15日金曜日から、マックでは再び「ポケモンオモチャ第2弾」が発売されるからです!今回はカードはついてないから、転売ヤー達は購入を控えるように!」と書いている。ポケモンカードが転売ヤーたちの購入目的だったのなら、15日の第二弾では前回のような買い占め騒動は起きないだろう。子供たちが早朝から並ばなくても、いつものようにマクドナルドでハッピーセットが楽しめるだろう。