米軍のイラン攻撃は戦争の次元を一段階上に上げた。
<米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT、電子版)は21日、イランの核施設を攻撃した戦略爆撃機B2について、中西部ミズーリ州の基地からイランに直行したと報じた。空中給油を繰り返し約37時間飛行したという。
攻撃に先立ち、ロイター通信や米メディアは、複数のB2が本土から太平洋の米領グアムに向かっていると伝えていた。NYTの報道が正しければ、陽動作戦の一環で「グアムへの移動」の情報が流された可能性がある。
イラン中部フォルドゥの地中深くにあるウラン濃縮施設を攻撃するには、強力な地下貫通型爆弾「バンカーバスター」を搭載できるB2の投入が不可欠だとみられていた。グアムに配備されたB2がイラン攻撃に参加する場合、さらにインド洋ディエゴガルシア島にある米英軍の基地に移るとの見方があった>(以上「時事通信」より引用)
まさか半日以上も時差のある米本土から直接イラン攻撃に踏み切るとは。「イラン攻撃B2、本土から直行 グアムに移動せず―米紙」との見出しに驚いた。しかも130機を超える大編成軍で、約37時間も飛行しての攻撃だったとは。
攻撃に先立ち、ロイター通信や米メディアは、複数のB2が本土から太平洋の米領グアムに向かっていると伝えていた。NYTの報道が正しければ、陽動作戦の一環で「グアムへの移動」の情報が流された可能性がある。
イラン中部フォルドゥの地中深くにあるウラン濃縮施設を攻撃するには、強力な地下貫通型爆弾「バンカーバスター」を搭載できるB2の投入が不可欠だとみられていた。グアムに配備されたB2がイラン攻撃に参加する場合、さらにインド洋ディエゴガルシア島にある米英軍の基地に移るとの見方があった>(以上「時事通信」より引用)
まさか半日以上も時差のある米本土から直接イラン攻撃に踏み切るとは。「イラン攻撃B2、本土から直行 グアムに移動せず―米紙」との見出しに驚いた。しかも130機を超える大編成軍で、約37時間も飛行しての攻撃だったとは。
当然インド洋上に展開する米空母打撃軍から攻撃機が発進するものだと思っていた。しかし米空母にB2爆撃機は搭載されていない。その場合はグアム島かディエゴガルシア島の基地を経由して軍事作戦に参加すると想定していた。
しかし米軍は少しも隙を見せず、一気に37時間を空中で燃料補給しながらイランまで飛んだ。この作戦が成功したことから、反米諸国は震え上がっていることだろう。米国大統領が「攻撃すべき」と判断すれば世界の何処でも作成行動の範囲だ。
そのことを深刻に考えるべきは米国市民だ。大統領の判断一つで米国は世界の何処にいても誰でも暗殺する能力を持っている。核兵器など不要だ。B2爆撃機があれば充分だ。
米国の空軍理を区と攻撃力に対抗できる手立てを開発すべく世界各国首脳は軍に命じただろう。ステルス兵器真っ盛りの昨今、米国の圧倒的な攻撃力に対抗するにはステルス爆撃機を丸裸にする、レーダーに代わる探知システムの開発を急がなければならない。
さらに日本の防衛施設庁が開発しているレールガン等の精密誘導・超音速ミサイルを確実に撃墜する兵器の開発・実戦配備を急がなければならない。米国がやったという事実は必ず伝播して、中国や他の国も米国と同様かそれ以上の攻撃能力を手に入れようと必死になっているはずだ。
世界の戦争は確実に新たな段階に踏み込んだ。ただ変わらないのは「大勢が不条理な死を突然強制される事実」だけだ。しかし「大勢が不条理な死を突然強制される事実」が戦争の実態なら、戦争そのものをなくさなければならない。
そのためにもステルス兵器を丸裸にする探知システム開発と超音速ミサイルであれ、滑空ミサイルであれ確実に迎撃する兵器を開発すれば、B2すらも無力化できる。戦争をなくすためにもほぼ光速に近い「メガ粒子」を発射するメガ粒子砲を一日も早く開発しなければならない。そうすればいかなる攻撃兵器も無力化できる。実態のあるステルス戦闘機はレーダーの盲点を突いているが、宇宙からのレーダーも加われば全てのレーダー線から逃れることは出来ない。高性能レーダー開発と同時に、そうしたシステム開発にも力を入れるべきだ。
米軍のイラン攻撃は戦争の次元を一段階上に上げた。 国家と国民を守るためにはその一段階上の次元の戦争に対応できる兵器開発を行うしかない。