多発する大規模山火事の出火原因を特定すべきだ。
<岡山市南区などで発生している山火事について、岡山市は28日午後1時から災害対策本部会議を開き、火事が28日正午に「鎮圧」したと発表しました。
この山火事は、23日午後3時過ぎに岡山市南区飽浦地内で119番通報があったものです。延焼が拡大し、27日正午時点での延焼範囲は約565haと、記録が残る1965年以降で岡山県では最大の規模の山火事となりました。
この山火事は、23日午後3時過ぎに岡山市南区飽浦地内で119番通報があったものです。延焼が拡大し、27日正午時点での延焼範囲は約565haと、記録が残る1965年以降で岡山県では最大の規模の山火事となりました。
岡山市南区や玉野市の一部地域には一時「避難指示」が発令されましたが、玉野市は27日午後5時に、岡山市は28日午前10時30分に解除しました。
空き家と倉庫合わせて6棟の被害が確認されていますが、住宅や人への被害はなかったということです。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「人家への延焼がなく鎮圧ができたということはよかった。(消防は)本当によくやっていただいた感謝の念に堪えない」
住民からも安どの声が聞かれました。
(住民は―) 「本当にほっとしました。いい雨が降ってから良かったです。もう思い出して涙が出ます」>(以上「KSB瀬戸内海放送」より引用)
「岡山市の山火事 28日正午に「鎮圧」 災害対策本部会議で発表」というニュースに接して胸を撫で下ろした。岡山市の山火事は鎮火したが、他にも愛媛県の山火事と宮崎県の山火事が気になる。
「岡山市の山火事 28日正午に「鎮圧」 災害対策本部会議で発表」というニュースに接して胸を撫で下ろした。岡山市の山火事は鎮火したが、他にも愛媛県の山火事と宮崎県の山火事が気になる。
それにしても山火事が多いのは何故だろうか。つい先日は岩手県で大山火事がおきて、甚大な被害をもたらした。いや日本だけではない。米国ではカリフォルニア州で大規模な山火事が起きて高級住宅が何棟も焼け落ちる悪夢が起きたばかりだ。そして隣国・韓国でも国土の1%に相当する膨大な面積を焼失する山火事が起きた。
山火事が起きる原因は何かというと、カリフォルニア州の山火事では市民が山中でしていたバーベキューの火が燃え広がった、と特定されている。春先に起きる日本の山火事の多くは「野焼き」の火が燃え広がった、というケースが多いのだが、今回の場合はそうした「野焼き」の火が原因だと特定されてないようだ。
ただ韓国の場合は「三ヶ所で山火事が同時に起きて、43ヶ所から火が出た」という。それはテロに等しい。国家を騒乱状態に陥れる者によるテロ行為だと断定されても仕方ない。湿度の低い米国では時々自然発火による山火事が起きるようだが、湿度の高いアジアの国々では自然発火はまず起きないそうだ。
日本の場合、不審火が原因で山火事が起きたことになっているが、不審火は「不審な火元」ということで放火という意味だ。つまり何らかの意図があって山に火を放ったと見るべきだ。
岩手県をはじめ日本の各地で起きた山火事で「太陽光発電」の事業計画が持ち上がってなかったか、検証する必要がある。なぜなら山を買収してメガソーラを計画した場合、木を伐採して整地し太陽光発電パネルを設置する必要を節約するため、一度に焼いてしまうこともあり得るからだ。焼け跡に大型重機を入れて一度に整地すれば安くつく。しかし自然環境は大きく棄損され、野生動物や昆虫なども根こそぎ焼き払われてしまう。
人命が失われた山火事もある。消防や警察は出火原因を詳細に検証しなければならない。そして再び山火事が起きないように対策を立てなければならない。万が一にも、焼失した山にメガソーラ計画があったなら、事業者を厳しく問い糾し、山火事との因果関係を追求すべきだ。
流行のように再エネ開発の美名により、貴重な山林が切り払われて太陽光パネルを敷き詰める醜悪な「開発」が全国各地で行われている。本当にメガソーラは環境に優しいのか。山野を更地化してパネルを敷き詰めるメガソーラがCO2排出削減に役立つのか。いやたとえ役立つとしても、山野を切り拓いてパネルを敷き詰めることで温暖化は促進されはしないのか。バカげたCO2削減の美名のもとに実行される広大な環境破壊をこれ以上続けて「再エネ賦課金」を国民の電気代に上乗せすることが、本当に正しいのだろうか。国民はもう一度CO2地球温暖化詐欺の本質に目を向けるべきだ。