トランプ氏の農業政策に学べ。

<トランプ次期米大統領は23日、農務長官にアメリカ・ファースト政策研究所(AFPI)のブルック・ロリンズ所長を指名すると発表した。

 トランプ氏は「次期農務長官として、ブルック(・ロリンズ氏)は、我が国の屋台骨である農家を守るための努力の先頭に立つだろう」と述べ「米国の農家を支援し、食料自給率を守り、農業に依存した小さな町を復興させることへの意欲は、他の追随を許さない」と強調した。
 上院で承認されれば、ロリンズ氏は10万人規模の農務省を率い、農務・栄養プログラム、林業、住宅・農家融資、食品安全、農村開発、農業研究、貿易などを管轄する。2024年の予算は4372億ドル。
 アメリカ・ファースト政策研究所は保守系のシンクタンクで、トランプ次期政権の政策立案に協力。ロリンズ氏は、第1次トランプ政権時代に、ホワイトハウスの国内政策会議(DPC)を率いた経験がある>(以上「REUTERS」より引用)




 トランプ氏は次々と次期政権の閣僚人事を発表している。その人選は極めてトランプ氏のMAGA政策に近い人たちで「米農務長官にロリンズ氏、保守系シンクタンク所長」との見出しにも当然だな、と頷かざるを得ない。
 しかも先の選挙で上院も下院も共和党が制したため、トランプ氏は議会との相談す必要だが、議会による拒否を心配する必要はない。「やりたい放題になる」だと危惧する向きもあるが、民主政治に「やりたい放題」などはあり得ない。

 注目すべきはトランプ氏が米農務長官にロリンズ氏を指名した後で「「次期農務長官として、ブルック(・ロリンズ氏)は、我が国の屋台骨である農家を守るための努力の先頭に立つだろう」と述べ「米国の農家を支援し、食料自給率を守り、農業に依存した小さな町を復興させることへの意欲は、他の追随を許さない」と強調した」という点だ。
 我が国の総理大臣が農水大臣を指名した後で同様の演説をしたことは寡聞にして知らない。どの総理大臣が農水大臣指名後に「彼(彼女)は農家を支援し、食料自給率(100%)を守り、農業に依存した小さな町を復興させる」と発言しただろうか。この演説一つ取っても、トランプ氏が歴代日本の総理大臣よりも傑出しているといえるだろう。

 米国農水予算は4,372億ドル(65兆5,800億円)だそうだ。令和4年度の日本の農水予算は総額2兆2,777億円と対前年度比▲76億円だった。いかに日本の農水予算が少ないか、お分かりだろうか。
 米国では生産者たる農家に対して直接補助金を出すが、日本では生産品の流通段階でチマチマとした補助金を出す。そこが大きな違いだ。日本の農政が日本農業を破壊してきた歴史に鑑みれば、大胆な政策展開をしない限り日本の農業は衰退することは明らかだが、誰も農業政策を転換しようとしない。トランプ氏の農業政策に対する英知の1/100でも日本の政治家に欲しいものだ。

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