トランプ-ハリス討論会、ファクトチェックを入れなければならないのはどっちだ。
<11月の米大統領選に向けたテレビ討論会が10日夜(日本時間11日)に開かれた。民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)の初の直接対決は、予定をやや超えて約1時間45分で終了した。
インフレや移民問題、人工妊娠中絶といった内政の課題から、ウクライナやパレスチナ自治区ガザでの紛争といった外交問題まで幅広いテーマで議論を交わした。ハリス氏の挑発的な発言に対し、トランプ氏が怒りをあらわにする場面もあった。>(以上「朝日新聞」より引用)
日本のマスメディアはトランプ-ハリス直接討論の結果を米国民は「ハリス氏「勝利」63% 討論会後の調査 トランプ氏に大差」だと報じている。しかし米国ABCの放映権の問題なのか、日本でリアルタイムで視聴することは出来なかった。
最後に、ハリス氏の髪の右側は不自然に張り付いたままで、ついに彼女の右耳は一度も見られなかった。ハリス氏が顔を横に振ると髪も揺れて左耳は見えていたが。なぜABCは登壇直前にハリス氏の髪をチェックしなかったのだろうか。まさかイヤホンが右耳に仕組まれていて、外部から指示を得ていたのではないか。ファクトチェックするのなら、ハリス氏の髪型もチェックすべきだったのではなかっただろうか。
インフレや移民問題、人工妊娠中絶といった内政の課題から、ウクライナやパレスチナ自治区ガザでの紛争といった外交問題まで幅広いテーマで議論を交わした。ハリス氏の挑発的な発言に対し、トランプ氏が怒りをあらわにする場面もあった。>(以上「朝日新聞」より引用)
日本のマスメディアはトランプ-ハリス直接討論の結果を米国民は「ハリス氏「勝利」63% 討論会後の調査 トランプ氏に大差」だと報じている。しかし米国ABCの放映権の問題なのか、日本でリアルタイムで視聴することは出来なかった。
だがビデオで見る限り、ABCの司会者は決してフェアーだったとは云い難い。なぜならトランプ氏の発言に対してしばしばファクトチェックを入れたが、ハリス氏の発言に関してはファクトチェックを入れたのは一度か二度でしかなかった。
しかもファクトチェックそのものも、第三者がファクトチェックを入れなければならないような「ファクトチェック」でしかないものを、そも事実であるかのように決めつけるのは如何なものだろうか。
いずれにせよ、マスメディアがCO2地球温暖化は「事実だ」と決めつけているようなものだ。ファクトチェックを入れるなら国連の事務総長が「地球は(温暖化により)沸騰する」と発言したのに対しても、ファクトチェックを入れるべきだろう。実際に地球は沸騰してなどないからだ。
トランプ-ハリス討論会が実施されたのは東部ペンシルヴェニア州フィラデルフィアだ。云うまでもなくペンシルバニア州は完全な青州(民主党支持者が断然多い州という意味)だ。フィラデルフィアはペンシルバニア州の最大の都市だが、そこのパン屋が討論会直後に二種類のクッキーを売っているので有名だ。
それは青色のクッキーと赤色のクッキーで、下に示したように大統領候補の名前まで入っている。討論会で「勝者」と思う方のクッキーを買うもので、客観的に討論会の勝敗をクッキーの売れ行きからカウントできる。マスメディアでは勝利はハリス氏で63%でトランプ氏は37%となっているが、クッキーの売れ具合は青色のクッキーが291枚だったのに対して、赤色のクッキーが2,673枚だった。つまり圧倒的にトランプ勝利をクッキーの売れ行きは示している。ちなみにパン屋は投票日まで青赤クッキーの売れ具合を公表するそうだ。
売り出された青赤クッキー
討論会当夜の売れ具合をマスメディアは一切報じていないが、SNS上で知ることが出来る。ファクトチェックを入れなければならないのはマスメディアとパン屋のどっちだろうか。
ちなみに中立系及び保守派メディアの世論調査結果を示しておく。
(メディア) ハリス勝利 トランプ勝利 分からない
C-SPAN 36% 64% -
Insider Paper 13% 78% 9%
Fox(保守) 29% 70% 1%
News Max(〃) 6% 93% 1%
トランプ氏が討論会の最期に語った締めの言葉を掲げておく。
She started by saying she's going to do this,she's going to do that,she's going to do all these wonderfull things.Why hasn't she done it?