与野党とも緊縮財政派では国家は衰退し国民は貧困化するしかないが、

立民 野田元首相 党代表選への自身の対応「熟慮したい」

 立憲民主党の野田元総理大臣は、来月の代表選挙をめぐり、党の千葉県連に所属する議員らから19日、立候補の要請を受けると明らかにしたうえで、自身の対応について「熟慮したい」と述べました。
 来月23日に行われる立憲民主党の代表選挙をめぐっては、枝野前代表が今週21日に立候補の記者会見を行うことを明らかにしているほか、泉代表も再選を目指して立候補する意向を固めています。
 こうした中、立候補に期待する声が出ている野田元総理大臣は千葉県四街道市で記者団に対し、党の千葉県連に所属する議員らから19日、立候補の要請を受けることを明らかにしたうえで「文書は受け取らせていただくがその後は熟慮したい。10数年おきにしかやってこない政権交代のチャンスであり、本当に自分でいいのかと冷静に見極めたい」と述べました。
 一方、代表選挙のあり方について「自民党の総裁選挙に埋没しないことが大事だ。枝野氏や泉氏以外にもう1人か2人出たほうがよく、活気のある骨太でいい議論にしたい」と述べました。
 また、衆議院の解散・総選挙の時期について「自民党の総裁選挙が終わり臨時国会が開かれたらほどなく実施されると思う。勝つためには『裏金問題』などで自民党からはく落した保守層にねらいを定め、日本維新の会や国民民主党との連携が重要だ」と述べました>(以上「NHK」より引用)




 国民にとって絶望的な総裁選候補者と代表選候補者だ。与野党とも緊縮財政を標榜する政治家ばかりなのか。なぜ国家が衰退し国民が貧困化した30余年の金出財政運営を改めようとしないのだろうか。
 それにしても自民党「若手」の総裁候補もダメな人材ばかりなのだろうか。還暦過ぎの総裁候補者たちは新たに経済政策を学習するのは無理だろうが、40代の政治家なら30余年の財政政策の欠陥を検証して、自分ならここをコウ改める、というビジョンを示しても良いだろう。

 しかし「若手」の口から出たのは「自民党を改革する」だの「日本を変える」だのといったスローガンだけだ。具体的な政策の一端すら手短に要約した言葉に出来ないのなら、彼らの能力も知れたものだ。
 東大卒が能力のある人とは思わない。なぜなら財務省のキャリアの殆どは東大法学部卒だからだ。しかし彼らが愚かな政治家をレクチャーして30余年も続けた財政政策で国家は衰退し国民は貧困化した。少子化になったのも国民の貧困化が大きな原因だ。

 立憲党の代表候補には連合オバチャンに怯える泉氏や消費増税10%の野田氏や消費税廃止に反対の枝野氏の三人の名前が上がっているが、彼らのいずれが代表になっても政権交代は出来ないだろう。なぜなら国民は彼らに何も期待しないからだ。昔の名前で出ています、といった古い代表に何を期待するというのか。
 小沢一郎氏は何をしているのか。彼の命脈は尽きようとしているのに、手を拱いて日本の無残な政界を眺めるしかないのか。なぜ一人でも「国民所得倍増政治」を断行する、と叫ばないのだろうか。日本を甦らせて、国民を豊にし、国土の安全を高めるインフラ投資をするには経済成長するしかない。そのための施策は消費税を廃止しトリガー条項を発令し、公共事業を拡大するしかない。当面は国債発行を財源とするが、経済成長すれば国債残は相対的に縮小する。財政を拡大しても、全く何も問題などない。

 自民党の若手と持ち上げられている二人も緊縮財政派の愚かな政治家でしかない。彼らは自分の頭で考えたことがなないのだろうか。世間の流行言葉を演説に取り入れるのは巧妙だが、そんな環境やSDGsやカーボンニュートラルで日本を甦らせ、国民を貧困化から抜け出せること名で出来ない。せいぜい「経済成長は必要なのだろうか」などと愚にも付かない現実の正当化しか思いつかないだろう。
 マスメディアも愚かというしかない。世界は大きく変わろうとしている。いや既に中国は習近平体制から脱却しようとしている。ロシアもプーチン体制が大きく揺らぎ、ロシアが解体へと動き出している。しかし、かれら政治のリーダーを目指す者たちの口から「新世界の秩序」や「世界の中の日本の立ち位置」について誰も語ろうとしない。全く能無し揃いと云うしかない。小沢一郎氏よ、このままの日本て良いというのか。駄目だというのなら、沈黙していては駄目だ。

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