8/18のWa Po世論調査「ハリス支持率は47%、トランプ氏は44%、ケネディ氏は5%」の構図が大きく変わる。

ケネディ氏が大統領選から撤退か トランプ氏支持検討 米報道
 米大統領選に無所属で立候補する意向を示している弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が23日に「今後の方針」について演説する。陣営が21日に発表した。複数の米メディアは情報筋の話として、ケネディ氏が選挙戦から撤退し、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)への支持表明を検討していると伝えた。
 陣営によると、ケネディ氏は23日に西部アリゾナ州フェニックスで「国民に向けた演説」を行う。CNNテレビによると、ケネディ氏は同日にフェニックス郊外で予定されているトランプ氏の選挙集会に出席する方向で調整しているという。
 トランプ氏はケネディ氏が撤退して自身の支持に回れば、再選した場合に要職起用を検討する考えを明らかにしていた。NBCテレビは、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏と保守系FOXニュースの元看板司会者でトランプ氏に近いタッカー・カールソン氏が水面下でケネディ氏に接触を続けてきたと報じている。
 2大政党の候補者の支持率が拮抗(きっこう)するなか、ケネディ氏の動向は接戦州での結果を左右する可能性を秘める。
 ワシントン・ポストなどが今月18日に発表した最新の世論調査によれば、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の支持率は47%、トランプ氏は44%、ケネディ氏は5%だった。ジョー・バイデン大統領の撤退表明以降、ケネディ氏を含む「第3の候補」の支持率は低下傾向にあり、選挙資金不足も指摘されてきた。

 ケネディ氏は故ジョン・F・ケネディ大統領のおいで、父の故ロバート氏もケネディ政権で司法長官を務めた。民主党の名門一家の出身だが、今回は独立候補としての出馬を目指していた。
 ケネディ氏は民主党のハリス氏にも協力をめぐる話し合いを打診したが、ハリス氏側は関心を示さなかったとされる>(以上「毎日新聞」より引用)




 ケネディ氏は「ハリス氏が大統領になったら米国は終わる」と懸念を示していたという。云うまでもなく、ケネディ氏は民主党に所属しているが、幅広い支持を集めるために無所属で予備選を闘っていた。ただケネディ氏の支持者はハリス氏よりもトランプ氏に近いとあって、トランプ票をより多く浸食していたと思われる。
 トランプ氏もケネディ氏がトランプ支持に回ったなら、大統領当選後は要職に登用すると明言している。引用記事にある通り「ワシントン・ポストなどが今月18日に発表した最新の世論調査によれば、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の支持率は47%、トランプ氏は44%、ケネディ氏は5%だった」というから、主要マスメディアの支持率でもトランプ氏がハリス氏を上回ることになる。

 現行でも実際の支持率はトランプ氏が僅差でハリス氏を上回っているのではないか、と選挙通の間では指摘されていた。なぜなら米国主要マスメディアはハリス推しのバイアスがかかっているからだ、という。
 ケネディ氏はハリス氏が推し進める極端なLGBT政策や、過激なBlack Lives Matter(BLM)運動には批判的だったと云われ、民主党でも中道に属していた。そのためハリス氏はケネディ氏の協力申し出に興味を示さなかった。今後ケネディ氏がトランプ氏支持に回ったとしても、ケネディ氏は筋を通したとして民主党中道派から一定の評価を得られるのではないだろうか。

 よって、現在ケネディ氏が得ている支持ポイント5%以上のポイントがトランプ氏に加算される可能性が高い。またケネディ氏の長年の念願だった父や伯父の暗殺記録の公開に関して、トランプ政権の要職にある方が手に入る可能性が高いと踏んだようだ。そのためにケネディ氏は大統領選レースに手を挙げたし、今度はトランプ氏と組もうとしている。
 しかも、ケネディ氏は民主党中道派から大きく乖離した極左のハリス氏が大統領に当選すれば「米国は終わる」との危機感を有している。現在のところ、米国主要マスメディアやそれらのが提供する事を垂れ流している日本のマスメディアはケネディ氏がトランプ氏を支持しても「ケネディ氏が得ていた支持はトランプ氏の票を食っていたから、トランプ氏支持に回っても、そのままトランプ支持者にプラスされるとは思わない」などとチンプンカンな論評を書いている。

 たとえケネディ氏が得ていた支持者が共和党の支持層であったにせよ、民主党の支持層であったにせよ、トランプ氏に合流すればトランプ支持者に加算されることになるのは自明の理ではないか。つまりいずれにしても、ハリス氏の極左には付き合い切れない人たちだ。
 ケネディ氏がハリス氏に接触を試みた時に、全く相手にしなかったハリス氏は誰かに操られているとしか思えない。マトモな判断力があれば、誰であろうと協力者は一人でも欲しいものだ。選挙が終わるまで蜜月を演じていれば良いわけで、ハリス氏が当選すれば極左政策を次々と打ち出し、財政破綻への道をまっしぐらに突き進めば良いだけだ。そして環境を守り人権を守って、失業者を大量に排出し社会を大混乱に陥れれば良いだけだ。実際にバイデンハリス政権の三年半で、米国はそうなったではないか。今後とも崩壊する中国から大量の不法移民が米国に入り込むだろう。シンガポールでは中国人犯罪が多発して、6,7月に治安が悪化している。彼らは組織的に仕事を分担して犯罪を実行する「犯罪集団」だ。そうした中国マフィアが暗躍する国に米国は成り果てるだろう。それがハリス氏の米国だ。

 米国から出ていくべきは米国の主要マスメディアだ。彼らが米国世論を誤誘導している。報道機関は事実だけを報道すれば良い。加工した数字などは不要だし、世迷いごとのような論評は更に要らない。そして政権の監視役として、国民目線で政治を批判するのがマスメディアの役目だ。そのために報道の自由が確保されている。

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