中国外交部コメントは笑止千万だ。

日本の防衛費が過去最大 中国外務省「近隣国の懸念を尊重すべき」
 政府の2024年度予算が成立し防衛費が過去最大となったことについて中国外務省は、「近隣諸国の安全保障上の懸念を尊重すべきだ」と非難しました。 
 2024年度の防衛費は、防衛力強化の方針に伴って1兆1300億円ほど増えた7兆9496億円となり過去最大となりました。
 中国外務省は29日の会見で「日本は防衛予算を年々増額し、軍事発展の突破口を模索してきた」と指摘しました。そのうえで、日本に対して「近隣諸国の安全保障上の懸念を尊重すべきだ」と強調しました。 また、「信頼をこれ以上失わないためにも、平和的な発展の道を堅持することを強く求める」と強調しました>(以上「テレビ朝日」より引用)




 「日本の防衛費が過去最大 中国外務省「近隣国の懸念を尊重すべき」」という見出しには笑うしかない。なぜ日本政府が国民負担増を求めてまで防衛費を拡大するのか、それは中国の軍事的脅威が日々増大しているからではないか。
 中国の軍拡が原因となって、日本も已む無く防衛費拡大をしている。さもなくば尖閣諸島を奪い取るゾ、と脅しているのはドチラ様でしょうか。

 しかし中国が恐れるべきは日本が開発しているレールガンではないか。それは究極の防衛兵器で、核ミサイルを無力化するゲームチェンジャーだからだ。
 核武装しているゾ、と周辺国を脅しているのはロシアや北朝鮮と同じだ。中国もそのレベルの外交戦略しかないようだ。脅せばどうにかなる、というのはヤクザの所業だ。まさに「戦狼外交」はチンピラ外交そのものだ。

 中国外務省は「信頼をこれ以上失わないためにも、平和的な発展の道を堅持することを強く求める」と日本政府に要請したようだが、中国は日本を信頼していたのか。現在の日本外交を「平和的な発展の道」を堅持していると認めるのなら、平和的な発展の道を阻害する、中国の軍拡こそ止めるべきだ。
 中国が軍事力で脅しているのは日本だけではない。隣接するベトナムも海を挟んだフィリピンやインドネシアとも島の所有権と領海を巡って争っている。それら紛争のすべては中国が膨張主義で勝手に「中国の領海」と一方的に宣言して始まっている。

 尖閣諸島を中国の領土と主張し始めたのは1970年代に尖閣諸島近海に石油資源が眠っている可能性が高い、と発表されてからだ。
 そもそも中国は大陸国で、海洋国ではなかった。海洋開発に乗り出したのは明の時代と清の時代の極めて短期間、英雄的な人物が航海した時に限られている。もちろん欧米諸国のように他国を侵略したり領有化したこともない。

 中国は経済力を付けてから、勘違いしたようだ。米国並みの軍事力を手に入れれば世界を制覇できる、と勘違いしている。21世紀の世に、19世紀以前の帝国主義が通用するはずもないが、中共政府は勘違いした共産党員の集まりのようだ。
 それに対して、日本はいささかも領土的野心を抱いてはいない。むしろ北方領土や竹島をロシアや韓国に奪われたまま、返還して欲しいと懇願している有様だ。武力で奪還しようとすれば明日にも奪い返せるが、そうしないで平和的な解決を望んでいる。それを「弱腰外交」と批判する者もいるが、あくまでも平和的な解決を目指すように憲法が規定している。ただこれ以上の領土を奪う者がいたなら、防衛権を行使して手痛い打撃を与える。そのための防衛費だ。中国とは本質的に軍事力のあり様が異なることを中国外交部は認識すべきだ。

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