今後5年間に過去最高の暑さを記録する夏の確率が98%だという。

エルニーニョ現象発生の翌年は世界の気温が上昇 2016年は最も高かった


 エルニーニョ現象が発生した翌年は、世界の気温が上昇することが知られています。 世界の年平均気温偏差の経年変化をみると、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.74℃の割合で上昇しています。特に1990年代半ば以降、高温になる年が多くなっています。 2015年は、春以降、エルニーニョ現象が発達しました。エルニーニョ監視海域の海面水温は、月平均値の基準値との差が12月に期間中最大の+3.0℃に達しました。この値は、1949年以降に発生した16回のエルニーニョ現象発生期間中の最大値としては、3番目の記録になりました。発生期間は8季節で、1949年以降に発生したエルニーニョ現象の中で最も長くなりました。 この翌年2016年、世界の平均気温の偏差は+0.35℃で、1891年~2022年で最も大きくなりました。

今後5年間 世界の平均気温が観測史上最も高くなる可能性
 世界気象機関WMOが5月17日に発表した報告によると、今後、5年間に少なくとも1回は、2016年の世界の平均気温の記録を超える確率が98%で、2023年から2027年の5年間の世界の平均気温が、観測史上最も高くなる確率も98%とのことです。 北極の温暖化は、北半球の今後5年間の冬の間、地球規模の気温の偏りの3倍になると予測されています。 5月から9月の降水量は、今後5年間は、サヘル、ヨーロッパ北部、アラスカ、シベリア北部で増加し、アマゾンやオーストラリアの一部で減少することが示唆されています。 日本の天候にも、今後5年間は、エルニーニョ現象の何らかの影響が出てくることも考えられます。今後発表される長期予報にご注目ください>(以上「世界気象機関WMOホームページ」より引用)



 WMO(世界気象機関)が今年の夏の最高気温が過去最高になる確率が98%だと発表した。それも地球温暖化の影響だという。WMOはいつから地球温暖化の旗振り役を務めるようになったのか。
 断っておくが、私も気候変動に異論を挟む者ではない。日本の平安時代から現代までの種々の文献から気候変動があったことは明白になっている。

 それらの文献によると、平安時代は気温が極めて高い「温暖期」だったようだ。だから当時発展した建築様式の「寝殿造り」では、廊下は「外廊下」になっている。つまり当時の京都では雪が降らなかった、ということが解る。
 現代建築では廊下は「内廊下」だ。廊下の上に屋根があって、雪が廊下に降り積もらないようになっている。だが平安期の温暖気候から寒冷化して江戸時代の天明や天保の飢饉が起きた当時は寒冷期の頂点だった。それから徐々に温暖化して、現在も気候変動の一環として温暖化している。それが頂点に達したとしても、平安時代当時の温暖気候を超えるものではない。

 しかしCO2濃度は平安期から現代まで一貫して下がり続けている。CO2濃度が気候変動に大きな影響を与えている、というのは現代の妄想でしかない。たまたま英国の産業革命期以後のCO2多排出期と重なったことから、CO2温暖化説が正当性を得ているかのような図式になっている。
 だが今後、5年間に少なくとも1回は、2016年の世界の平均気温の記録を超える確率が98%だと世界気象機関が発表した。今後5年間の夏の最高気温が楽しみだが、世界気象機関はどの地点で98%の確立で現れるかを特定していない。世界の平均気温、というのは極めて怪しげな定義で、均等に世界中の各地点で気温観測しているわけではない。世界各国の気象庁も都市内かその近郊にあって、都市温暖化の影響を排除しきれていないと思われる。つまり気候変動学者たちは科学者の顔をしているが、極めて怪しい科学者たちだといわざるを得ない。

 ともあれ、2016年の夏を超える暑さが、今後5年以内に現れると世界気象機関が「予言」した。夏の楽しみが一つ増えた。

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