野党国会議員よ、しっかりしろ!!
＜防衛費増額をめぐり、岸田総理大臣は、民放のBS番組で、再来年以降の適切な時期とした増税の実施前に、衆議院の解散・総選挙に臨む考えがあるかについて「それまでには選挙はあると思う」と述べました。
政府・与党は、防衛費の増額で不足する財源を法人税などの増税で賄う方針で、再来年・2024年以降の適切な時期に実施するとしていて、25日、自民党の萩生田政務調査会長は、増税の実施前に衆議院の解散・総選挙を行い、国民の信を問う必要があるという認識を示しました。
これについて岸田総理大臣は、27日夜、BS-TBSの番組「報道1930」に出演した際、「国民に負担をお願いするスタートの時期はこれから決定するわけだが、それまでには選挙はあると思う」と述べました。
また、27日午後、記者団に対し、「少なくとも年末年始の内閣改造は考えていない」と言及したことについて「何か月先も考えてないという意味ではなく、年末年始、その周辺での内閣改造は今、私の頭にはないということを申し上げた」と述べました。
一方、国民民主党を連立政権に加える考えがあるかどうかについて「具体的に連立の組み合わせが変わるような大きな変化は、今、頭の中にはない。まずは今の体制をいかに充実させ、来年の通常国会に臨むかということに全力で取り組んでいる」と述べました＞(以上「NHK」より引用)
政府・与党は、防衛費の増額で不足する財源を法人税などの増税で賄う方針で、再来年・2024年以降の適切な時期に実施するとしていて、25日、自民党の萩生田政務調査会長は、増税の実施前に衆議院の解散・総選挙を行い、国民の信を問う必要があるという認識を示しました。
これについて岸田総理大臣は、27日夜、BS-TBSの番組「報道1930」に出演した際、「国民に負担をお願いするスタートの時期はこれから決定するわけだが、それまでには選挙はあると思う」と述べました。
また、27日午後、記者団に対し、「少なくとも年末年始の内閣改造は考えていない」と言及したことについて「何か月先も考えてないという意味ではなく、年末年始、その周辺での内閣改造は今、私の頭にはないということを申し上げた」と述べました。
一方、国民民主党を連立政権に加える考えがあるかどうかについて「具体的に連立の組み合わせが変わるような大きな変化は、今、頭の中にはない。まずは今の体制をいかに充実させ、来年の通常国会に臨むかということに全力で取り組んでいる」と述べました＞(以上「NHK」より引用)
岸田氏が防衛費増額の前に衆議院の解散・総選挙に臨む考えがあるかについて「それまでには選挙はあると思う」と述べた、という。至極当たり前の話だろう。戦後一貫してGDP1%枠内で運営して来た国防予算を二倍増する、という防衛政策の大転換を「閣議決定」で実施するなど断じて許されることではない。
「閣議決定」ですべてを決して行く政治はまさしく悪夢の安倍自公政権を想起させる。集団的自衛権で「閣議決定」で憲法解釈を勝手に変更して、実質的な「改憲」を安倍自公政権は行った。安倍氏は立憲主義を闇に葬り、その「閣議決定憲法」の骨格に岸田氏がGDP2%倍増予算という肉付けを「閣議決定」で実行するなど断じて許されない。
日本は立憲主義国家で、憲法とは政治家の暴走を抑えるための箍(タガ)だ。決して国民の行動を制限するものではなく、国民が負託した政治権力をバカな政治家が振り回す暴挙を抑えるための最高法規だ。それを未熟な判事たちのように、彼らの仲間内で勝手に「解釈」を変更してはならない。
内閣改造や解散総選挙は総理大臣の専権事項だから「どうぞ、ご勝手に」と言うしかないが、国民に是非を問うてない政策変更に関して国民の審判を仰ぐのは当たり前のことだ。それをマスメディアがTV番組で聞く方がどうかしている。防衛費増税予算を決定する前に解散総選挙すべきは立憲主義に基づく内閣としては当然踏むべき手続きではないか。
それに対して、野党の情けなさは一体何だろうか。自公政権に擦り寄る国民党は見るに耐えない。野党の看板を下ろして解党し、自民党に鞍替えしてはどうだろうか。その方がスッキリする。
野党は経済成長を最重要課題とする政策を打ち出し、その指に集る全ての政治家や候補者を終結して巨大な自公政権に挑戦すべきだ。そこには政策の妥協や足して二で割るような譲歩があってはならない。
衰亡するまで、日本に残されている時間は少ない。一日も早くGDP倍増へ向けた政策に舵を切り返さなければならない。自公政権が延々と続けて来た「構造改革」は日本を衰亡させ、国民を貧困化させ、日本そのものを外資に売り渡す亡国政策だった。それは30年間のGDPの伸びと労働者所得の推移を見れば歴然としている。
「国民の生活が第一」の政治を高らかに謳い、米国のジャパンハンドラーたちや中共に買収された政治家や官僚たちとは一線を画した、日本の国家と国民のための政治を真摯に実行する政権を樹立すべきだ。その雛形は2009年民主党マニフェストに既に出来上がっている。それを実行すべき民主党政権の党代表や党幹部たちが揃いも揃ってポンコツだった。そのため第二自民党を目指す愚かな野田政権まで出現して民主党政権は瓦解した。
国民党幹部は「「具体的に連立の組み合わせが変わるような大きな変化は、今、頭の中にはない。まずは今の体制をいかに充実させ、来年の通常国会に臨むかということに全力で取り組んでいる」と述べた、という。政権を奪取しようとしない野党はネズミを捕らないネコだ。さっさとお払い箱にすべきだろう。
政治家として常に国家と国民のためを考えていれば、問われれば自ずと政権奪取の政策が口から迸り出るものだ。そうした情熱のない野党政治家など無用の長物だ。さっさと政界から去るが良い。日本で合計特殊出生率2.85を記録した町が岡山県の山中にある。少子高齢化を転換する政策のヒントは日本国内にある。その村を実際に尋ねた国会議員は一体何人いるのだろうか。永田町の無駄話に明け暮れて、国民生活を一向に見ようとしない非常識な政治家が跋扈していては、日本は衰亡するだけだ。