プーチン氏の病(権力欲)は重篤だ。

<進行がんやパーキンソン病など何度も病気の噂が取り沙汰されてきたプーチンだが、ウクライナのゼレンスキー大統領によれば、彼の病気はもっとひどいという>

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、これまでに噂されてきたものよりも「もっと深刻な病」に侵されている──ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がこう語った。
 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、プーチンの健康状態についてはさまざまな噂が囁かれてきた。血液のがん、パーキンソン病など、深刻な病気を患っているという話も繰り返し浮上している。ウクライナの情報機関を率いるキーロ・ブダノフ少将も、ロシア政府の複数の関係者から、「プーチンは2年以内に死亡する可能性が高い」という情報を得たと述べていた。
 こうしたなか、ゼレンスキーは米NBCのインタビューの中で、自分はプーチンの健康状態に関する噂には興味がないと発言。だがプーチンは、ウクライナに脅威をもたらす「もっと深刻な病気」に侵されていると示唆した。
「ウラジーミル・プーチンに何が起きているのか、私は知らない。でも彼ら(ロシア政府)は1つの深刻な病気を患っていると思う。噂されているよりも、ずっと深刻な病気だ。それはウクライナ国民への敬意がないという病気であり、彼らが我々の領土に対して侵した侵略と拷問という病気だ」とゼレンスキーは語った。インタビューの動画は、6月29日にメッセージアプリ「テレグラム」のゼレンスキーのチャンネルに投稿された。

ロシアを安保理から除外するよう要求
 ゼレンスキーは、さらにこう続けた。「プーチンの周りにいる多くの人が、病に侵されている。高望みをしすぎる、理解力がない、国際法や人の命を軽んじるという病だ。彼らは国際法も人の命も、何とも思っていないのだ。これは我々の国に脅威をもたらす病気だ」
 ウクライナでの戦闘は5カ月目に突入しており、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の推定によれば、6月26日までにウクライナの民間人の犠牲者は4731人にのぼった。
 さらに27日には、ウクライナ中部ポルタワ州のショッピングモールが、ロシア軍によるミサイル攻撃を受けた。この攻撃により、28日の時点で少なくとも20人の死亡が報じられている。ミサイル攻撃があった当時、ショッピングモールには1000人あまりの民間人がいたという。
 ゼレンスキーはウクライナの民間人に対する攻撃が増えていることを受け、国連安保理の緊急会合にビデオメッセージを寄せ、常任理事国であるロシアを安保理から除外するよう呼びかけた>(以上「NEWS week」より引用)




 ゼレンスキー氏の主張は私たちの心を強く打つ。それは国連が世界平和に関してほとんど機能していないからだ。現に、国連が設置されて以来80年近く経つが、その間一年でも戦争や紛争のない年があっただろうか。
 直接的と間接的とを問わず、国連の「安保理常任理事国」が関与した戦争が地球の何処かで必ず起きていた。今年2月24日からはロシアがウクライナに領土へ攻め込む、という前代未聞の事態が起きている。

 戦争当事者となったロシアは国連安保理常任理事国の資格を自ら捨て去ったに等しい。ロシアは世界の安全保障を議論する理事会の幹部ではなく、安全を破壊した制裁対象国になった。ゼレンスキー氏がロシアを安保理常任理事国から除外せよ、と主張するのは当然過ぎるほど当然だ。
 ゼレンスキー氏が「プーチンの周りにいる多くの人が、病に侵されている。高望みをしすぎる、理解力がない、国際法や人の命を軽んじるという病だ。彼らは国際法も人の命も、何とも思っていないのだ。これは我々の国に脅威をもたらす病気だ」と指摘したのも正鵠を得ている。国際法を守らない国に国連は大きな顔をさせてはならない。

 中国もまた国際司法裁判所の裁決を無視している。国際法を遵守しない国に国連の幹部の資格はない。中国も国連安保理常任理事国の資格を剥奪すべきだ。ロシアと中国は「独裁専制主義国家連合」でも結成して、世界中の独裁者の屑どもによる国際機関を設立するが良い。
 先進自由主義諸国のいない、国際機関が上手く機能するのか、彼らの望む世界がいかなるものか、世界人類に示して欲しいものだ。彼らが常に国民に主張している謳い文句通りの「楽園」が地上に出現するのか、彼らの手腕を見せて欲しいものだ。

 先進自由主義諸国の制度を利用して先進自由主義諸国の内部深く浸透して、先進自由主義諸国の社会秩序を乱し、先進自由主義諸国の工業技術のみならず、品種改良した農作物の種や苗まで奪い取って恥じない連中は、すべて先進自由主義諸国から追い出すべきだ。
 それは世界の分断に繋がる、と批判するのはたやすいが、世界の分断どころか世界支配と人類の従属を求める彼らを受け容れ続ける能天気さと、その危険性に気付くべきだろう。独裁主義諸国に対して、先進自由主義諸国は関税障壁を設けて、自由主義世界からデカップリングしなければならない。かれら独裁者が最も恐れているのは国民の反乱だ。そのために彼らは愚民政策を行い、国民から富を収奪している。そのことを独裁国家の国民に気付かさせる必要がある。世界中に民主主義と自由の風を漲らせて、すべての人類の人権が尊重される世界を私たちは目指すべきだ。

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