軽基準を見直して、軽自動車を世界のコンパクトカー市場に投入せよ。

センサーを用いた自律走行が可能
 米国ホンダは、ラスベガス・コンベンション・センター(ネバダ州)で2022年1月18日から20日に開催されるワールド・オブ・コンクリート2022に、自律型作業車両「ホンダAWV」を出展すると発表しました。

 耐久性に優れた「オフロードサイドバイサイドプラットフォーム」と高度な自律走行技術が組み合わされ、GPSによる位置情報の取得、レーダーやライダーによる障害物の検知、ステレオスコピック(3D)カメラによる遠隔監視などが可能。
 一連のセンサーを用いた自律走行をするほか、リモートコントロールによる操作も可能となっています。
 大きな荷物を運べるだけでなく、別のアタッチメントやツールを追加することでさまざまな作業にも対応。
 外観は、フロントフェイスは丸目のヘッドライトが特徴的なほか、ボディ後部は軽トラックの荷台部分をそのまま流用したような設計を採用。テールランプ周りは「アクティトラック」そのものなデザインとなります。
 タイヤはオフロードタイヤが装着され、未舗装路の作業現場にも十分対応できる設計としました。
 米国ホンダは今回のワールド・オブ・コンクリート2022の出展について、次のようにコメントしています。
「我々はフィールドテストを通じて、ホンダAWVプラットフォームを進化させ続けています。ホンダAWVが作業環境に適応するのかどうか、テストすることに関心のある企業は、ホンダブースにお越しください」>(以上「くるまのニュース」より引用)



 日本の軽トラが米国で人気だという。米国民は何でもデカイものが好きかと思ったらそうでもないようだ。軽トラは見た目がキュートで、小回りが利き静かで故障が少ない、と好評だという。
 ただ米国には厳しい排ガス規制と安全基準を実施している州があり、軽トラは米国の安全基準を満たしていないという。さらに米国は外国車の輸入制限をしているため軽トラは「生産から25年を経過した自動車に関して輸入制限対象車から除く」との規定に従って、米国で走っている軽トラの殆どは生産後25年を経過した「中古車」ばかりだ。

 それに米国ホンダは挑戦して「ラスベガス・コンベンション・センター(ネバダ州)で2022年1月18日から20日に開催されるワールド・オブ・コンクリート2022に自律型作業車両「ホンダAWV」を出展する」と発表した。
 CO2温暖化には与しないが、省資源は推進すべきだ。そのために小さな車で済むものなら小さな車を開発すべきだ。もちろん安全性や排ガス基準を満たす必要がある。

 軽自動車を欲しがっているのは米国だけではない。欧州諸国にも小さな車を愛用する国民は多数いる。なぜなら欧州は古い歴史的な街並みを遺産として保存している。そのため幅も狭く石畳の道が多いため大型車は敬遠されている。
 ただ日本の軽基準は余りに日本的だ。国際的な小型車から外れてガラパゴス化している軽自動車を国際基準に合わせる必要があるのではないだろうか。そして画一的な660ccというエンジンの規制も見直し、車幅の狭いが故に、欧州諸国の横からの衝突安全基準を満たさない点を考慮して車幅を広げるなどの改良を加えるべきではないだろうか。そして軽自動車を欧州諸国に輸出すべきではないだろうか。

 地球温暖化などという馬鹿げたヒステリー症候群はやがて治癒するだろう。非現実的な「ゼロカーボン」などといったお題目など達成不可能で、絵空事だと人類が気付くのも時間の問題だ。しかし省資源は地球環境保護のために全人類が務めるべき責任である。意味不明な大型化や大排気量化や高速走行を競うなどといった愚かな「開発競争」を行うのではなく、自動車は人類にとって「死亡事故ゼロ」の安全で便利な乗り物にならなければならない。
 そのために現行の軽基準を見直すのに国は頑なな態度を改めるべきだ。税額を引き上げる際に見せた「変わり身の早さ」や中古車の税額を引き上げた「柔軟性」をなぜ軽基準の見直しになると硬直的なのか理解できない。日本の官僚たちはそれほど世界的視野を持たないバカの集まりなのだろうか。

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