感染症対策は「移らない」「移さない」を一人一人が徹底することが基本だ。
<アメリカではオミクロン株の急拡大で、一日の新規感染者数が20万人に迫っています。ニューヨーク州では、入院中の子どもが全員ワクチンを打っていなかったことも明らかになりました。
アメリカでは26日、新規感染者数の7日間平均が19万8000人を超え、今年1月に記録した25万人以来の高い水準となりました。 ニューヨーク市だけでは、7日間平均で1万7000人が感染していて、ニューヨーク・タイムズの独自の試算では、26日の新規感染者が5万4000人に達したということです。 また、ニューヨーク州の入院患者は5500人ですが、そのうち184人が子どもで、12月の初旬に比べておよそ2.5倍になっています。 入院中の5歳から11歳の患者は全員ワクチンを打っておらず、ワクチンを接種していない子どもの入院リスクが懸念されています。 ニューヨーク州では先月から、5歳から11歳へのワクチン接種が始まりましたが、接種を完了したのは、わずか16.4%にとどまっています>(以上「テレビ朝日」より引用)
<フランスのベラン保健相は27日の会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大で、1日あたりの感染者数が来月上旬までに「25万人を超える可能性がある」と話した。フランスでは今月25日に新規感染者数が初めて10万人を超えたばかりだが、さらに増えるとの見通しを示した。
ともに会見したカステックス首相は、終息しないコロナ禍について「まるで終わらない映画のようだ」と嘆いた。ワクチン接種を引き続き感染対策の柱と位置づけ、28日から3回目接種までの間隔を1カ月前倒しし、3カ月に短縮する方針を明らかにした。4回目接種についても「可能性の一つだ」(ベラン氏)とした。1月15日からは、飲食店や長距離交通機関の利用や病院の通院はワクチンを打った人だけに認めると決めている。
新たな対策として、来月3日以降、カフェやバーで立ったままでの飲食を禁じ、サービスを着席者に限定する。長距離列車や映画館内での飲食も禁止する。
一方、飲食店の営業時間短縮や外出制限といった厳しい措置は見送った。社会が人手不足に陥るのを避けるため、感染者は10日間などと定めている隔離期間も近く短縮するという>(以上「朝日新聞」より引用)
アメリカでは26日、新規感染者数の7日間平均が19万8000人を超え、今年1月に記録した25万人以来の高い水準となりました。 ニューヨーク市だけでは、7日間平均で1万7000人が感染していて、ニューヨーク・タイムズの独自の試算では、26日の新規感染者が5万4000人に達したということです。 また、ニューヨーク州の入院患者は5500人ですが、そのうち184人が子どもで、12月の初旬に比べておよそ2.5倍になっています。 入院中の5歳から11歳の患者は全員ワクチンを打っておらず、ワクチンを接種していない子どもの入院リスクが懸念されています。 ニューヨーク州では先月から、5歳から11歳へのワクチン接種が始まりましたが、接種を完了したのは、わずか16.4%にとどまっています>(以上「テレビ朝日」より引用)
<フランスのベラン保健相は27日の会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大で、1日あたりの感染者数が来月上旬までに「25万人を超える可能性がある」と話した。フランスでは今月25日に新規感染者数が初めて10万人を超えたばかりだが、さらに増えるとの見通しを示した。
ともに会見したカステックス首相は、終息しないコロナ禍について「まるで終わらない映画のようだ」と嘆いた。ワクチン接種を引き続き感染対策の柱と位置づけ、28日から3回目接種までの間隔を1カ月前倒しし、3カ月に短縮する方針を明らかにした。4回目接種についても「可能性の一つだ」(ベラン氏)とした。1月15日からは、飲食店や長距離交通機関の利用や病院の通院はワクチンを打った人だけに認めると決めている。
新たな対策として、来月3日以降、カフェやバーで立ったままでの飲食を禁じ、サービスを着席者に限定する。長距離列車や映画館内での飲食も禁止する。
一方、飲食店の営業時間短縮や外出制限といった厳しい措置は見送った。社会が人手不足に陥るのを避けるため、感染者は10日間などと定めている隔離期間も近く短縮するという>(以上「朝日新聞」より引用)
欧米でオミクロン株が猛威を振るっている。米国では「1日あたりの感染者数が20万人に迫っている」と警告を発している。ことにNY州では子供の感染患者数が急増しているという。米国の人口は日本の約3倍の人口だとしても、一日20万人の新規感染患者数は余りに多い。日本の人口に換算すると一日の新規感染患者数が7万人に達していることになる。
一方フランスでは「ベラン保健相は27日の会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大で、1日あたりの感染者数が来月上旬までに「25万人を超える可能性がある」と話した」という。フランスの人口6739万 (2020年)人は日本の半分程度でしかないから、日本に換算すると一日50万人もの新規感染患者が出る、と保健相が警告していることになる。いかに深刻な事態にあるか、フランスの窮状が理解できるだろう。
日本では「オミクロン株はインフルエンザのようなものだろう」と能天気な評論家たちが私見を述べている。そうした書き込みがネット上に広く見られるのも脅威だ。そして未だに「ワクチン陰謀論」を広める無責任な人たちがいる。
感染症を防ぐには一人一人が「移らない」「移さない」という覚悟を持って行動するしかない。コロナウィルスの怖いところはオミクロン株ウィルスに、早くもオミクロン´(ダッシュ)やオミクロン´´(ツーダッシュ)といったオミクロン株の変異株が既に見つかっていることだ。感染を繰り返すうちに次々と変異していくのがウィルスの特徴だ。そうした始末に負えないウィルスとの闘いに勝利するには徹底した抑え込みを行うしかない。そのためには「移らない」「移さない」を一人一人が徹底することだ。