中国は想像を絶する監視社会になっている。

<中国湖南省の当局は22日までに、「南京大虐殺の犠牲者が30万人だというデータはない」と発言して除籍された上海の女性教師への支持を表明した女性を拘束した。米政府系のラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。女性は精神疾患の治療名目で病院に収容されたという。

 上海の教師は14日の授業で犠牲者数の根拠に疑問を呈した。学生が撮影した動画が拡散され、事態を深刻視した学校側は教師の処分を発表した。
 RFAによると、拘束された女性は元教師の李田田さん。17日に短文投稿サイト、微博(ウェイボ)に「授業の内容に何も問題はない。問題なのは(通報した)学生と除籍した学校、政府の報道そして沈黙する知識人だ」と投稿して教師を擁護。その後当局から脅迫を受け、拘束されたという。女性は妊娠中との情報もある>(以上「共同通信」より引用)



 表現の自由もなければ思想信条の自由もない、中国の総監視社会の怖さが如実に表れた事件だ。「中国湖南省の当局は22日までに、「南京大虐殺の犠牲者が30万人だというデータはない」と発言して除籍された上海の女性教師林田田氏への支持を表明した女性を拘束した」というニュースが飛び込んで来た。
 歴史を隠蔽し改竄するのは良くない。いかに中共政府が捏造した歴史を国民に教え込もうと、彼が自由な外国へ行けば正しい中国史と接することになる。教え込まれた捏造の中国史を彼が口にすると、彼は「嘘つき」として批判されることになる。

 日本を徹底的に破壊し、日本国民を自虐史観に貶めようと画策した極東裁判ですら、南京大虐殺があったとしていないし、南京入城した軍人たちを裁かなかった。つまり南京大虐殺などなかったのだ。戦後になって自虐史観を推進する反日・日本人学者が提唱した虐殺数を中共政府が引用して30万人大虐殺があった、と言い始めたに過ぎない。
 「南京大虐殺の犠牲者が30万人だというデータはない」と発言した上海の女性教師林田田氏は正しい。しかも林氏は「戦争がなければ犠牲者はいない」と結んで、戦争そのものに反対した。彼女の何処が中共政府の逆鱗に触れたのだろうか。引用記事で「問題なのは(通報した)学生と除籍した学校、政府の報道そして沈黙する知識人だ」と投稿して教師を擁護。その後当局から脅迫を受け、拘束されたという。女性は妊娠中との情報もある」と報じているが、中共政府の人権無視は異常だ。

 彼らは何を怖れているのだろうか。歴史の真実を中国民が知ることを怖れているのだろうか。それとも中国人の「自由」な発言を怖れているのだろうか。しかし真実を捻じ曲げることは出来ないし、人の口に戸を立てて、言論を完全に封じることは出来ない。
 「上海の教師は14日の授業で犠牲者数の根拠に疑問を呈した。学生が撮影した動画が拡散され、事態を深刻視した学校側は教師の処分を発表した」という。中国は想像を絶する監視社会になっているようだ。それは監視カメラによる監視だけではない。あらゆる国民が相互に監視し合っている。それが独裁専制主義体制国家の現実だ。そんな国であなたは暮らしたいと思うだろうか。

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