小型船舶の「危険運転」に厳罰化を。

<9月15日の午後4時すぎ、兵庫県淡路市岩屋の海上で水上バイクの事故があり、乗っていた3人が死亡したということです。第五管区海上保安部などは当時の詳しい状況を調べています。
 海上保安部などによりますと、兵庫県淡路市付近の海上で水上バイクによる事故があり、3人が死亡したということです。
 消防によりますと、午後4時過ぎに警察から「海で3人が心肺停止の状態で浮いている」と連絡があり、救助へ向かいましたが、現場で3人の死亡が確認されたということです。亡くなった3人は男性2人・女性1人だということです。
 海上保安部によりますと、バイクは単独で岸壁に衝突したとみられていて、「3人乗りの水上バイクが猛スピードで走っている」との通報も入っていたということです。また、現場には傷がついた3人乗りの水上バイクが浮かんでいたということで、海上保安部が事故当時の状況を調べています>(以上「yahooニュース」より引用)



 水上バイクやプレジャーボートによる人身事故が相次いでいる。なぜ広い海で人身事故が起こるのか不思議でならないが、水上バイクやプレジャーボートを疾走させる連中は故意に水遊びしている人たちの近くを走行したり、岸壁近くで急ターンして水飛沫が派手に上がるのを楽しんでいるようだ。
 もちろん、そうした行為は極めて危険で、独りよがりの快楽でしかない。本来「道路交通法」と同様に「小型船舶免許」でそうした危険行為を厳しく制限する規定などを定めておくべきだ。そして道路交通法と同様に「危険船舶運転行為」として厳罰化しておく必要がありはしないだろうか。

 昨年9月、福島県会津若松市湊町の猪苗代湖の中田浜で水上レジャーをしていた家族らがプレジャーボート(クルーザー)に巻き込まれ、八歳の子供が死亡し母親が両足切断する重傷を負い、他一人が負傷するという痛ましい事故があった。それほどの重大「事故」を起こしたプレジャーボートは現場から逃走し、運転していたと思われる容疑者が一年後にやっと逮捕された。
 現行の「小型船舶安全法」は船舶の「安全性」や船舶が出発点から沖合へ出るのを制限して小型船舶に乗船している運転者などの安全に重点を置いている法体系になっている。しかし現在では小型船舶が船体に不相応の高出力エンジンを装備し、水上を猛スピードで疾走するのに制限を加えるべきではないか。

 今年8月10日、明石市 泉房穂市長はシュノーケリングをする人が潜ったところを水上バイクが走り抜けるなどしていた水上バイクの集団を「殺人未遂容疑」などで、神戸海上保安部に刑事告発したが、そうした措置を取る必要があるのではないだろうか。「海の暴走族」などといって囃し立てる一部マスメディアがあるが、飛んでもないことだ。
 今年7月には茨城県内を流れる川で水上バイクの集団がシジミ漁をしている川舟の近くを暴走する動画が公開された。水上バイクの爆音は静かな暮らしを妨げるだけでなく、川漁師の生活を脅かすものでもある。厳しく取り締まるべきではないだろうか。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。