日韓首脳会談に期待すべきものは何もない。

<日韓両政府は東京五輪に合わせ、23日に菅首相と韓国の 文在寅ムンジェイン 大統領による初の対面での首脳会談を行う方針を固めた。
 会談は東京・元赤坂の迎賓館で予定している。慰安婦問題や「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」をめぐる問題などについて協議する見通しだ。
 これに合わせ、日本政府は、在韓国大使館の相馬弘尚総括公使を文氏の対日姿勢について不適切な表現で批判したとして更迭する構えだ。
 この問題で、韓国のJTBCテレビは16日、大使館幹部が自社の記者と懇談した際、文氏の対日姿勢が独り善がりだとの見方を示し、「マスターベーション(自慰)」との表現を使ったと伝えた。
 政府はこの幹部が相馬公使と認めたうえで、相馬氏の発言が日韓首脳会談の障害となるのは避けたい考えだ。政府高官は「発言は外交官としてあるまじきものだ」と述べた>(以上「読売新聞」より引用)



 日本政府が韓国政府と接触して、何か「得」でもあるだろうか。いや「得」を求めないとしても、韓国政府と接触して何らかの「収穫」が得られるのだろうか。
 これまで韓国政府と関わって来て、日本は「損失」を被ってばかりだった。絶えず日本を貶め、日本を「敵視」する韓国政府と韓国民によって、日本国民は嫌な思いしかしてこなかった。

 恩義を感じろ、とはいわないまでも、せめて嘘塗れの「韓国ファンタジー歴史」を日本に押し付けるのは止めて欲しい。最低でも、韓国政府は史実と史料に基づいた「歴史」を国民に教えてもらいたい。
 国民に反日・歴史教育をして、韓国政府に得るべきものが何かあるのだろうか。そのファンタジー「嘘歴史」の辻褄合わせに「捏造」慰安婦を反日に利用し、国家間で賠償の終わった「徴用工」の提訴を放置して来た韓国政府が、いまさら何を日本政府と話し合うというのだろうか。

 前大統領を韓国の元首と遇して、安倍氏が「最終合意」なる愚策を行ったが、果たして日本史上にない外交上の大失態に終わっている。理不尽な外国の要求に対して、日本政府は毅然として跳ね付けるべきだったし、今も将来も一切の妥協をしてはならない。
 彼らに「水に流す」という文化は皆無だ。日本人の観念で外国人を遇してはならない。「協調」や「融和」といった観念は彼らに通用しない。それどころか、それは「弱み」を見せることでしかない。だから「最終合意」のお代わりや、「謝罪」のお代わりを何度でも要求する。バカな日本の首相が「謝罪」したのが、そもそもの誤りだった。

 歴史上、日本は韓国に対して「謝罪」すべきことは何も犯していない。たとえ歴史上、相手国に対して大罪を犯していても、決して謝罪してはならない、というのが世界の常識だ。インカ文明を破壊し原住民を大量虐殺し、巨万の黄金を奪ったスペインが現代のペルーに謝罪しただろうか。アフリカやアジアに軍事侵略して原住民を奴隷として使役し、植民地として収奪の限りを尽くした欧州諸国がそれらの地に対して「謝罪」や「賠償」をしただろうか。その反対にインドネシアを植民地としていたオランダは、インドネシア独立の際にオランダがインドネシアに社会インフラとして投資した対価を要求し、インドネシア政府は支払っている。
 韓国民と政府がいつまでも「ありもしなかった」帝国主義国・日本というファンタジーをでっち上げて、「苛められて可哀そうな韓国民」というおとぎ話に涙して「アイゴー、アイゴー」叫ぶとは何たることだろうか。自国の正しい近代史を韓国民は知るべきだ。

 ただ引用記事の「文氏の対日姿勢が独り善がりだとの見方を示し、「マスターベーション(自慰)」との表現を使ったと伝えた」という下りはいただけない。そうした下品な発言を相馬公使がしたのであれば、日本の対面を傷つける愚かな発言で、彼は更迭されてしかるべきだろう。
 たとえ相手が下卑な人物であろうと、それに倣って下卑な言動を取ってはならない。たとえ謂れなき罵声を浴びせられようと、日本国民なら常に品位と節度を保たなければならない。それが外交官であればなおさらだ。彼は日本政府と日本国民を代表している。そうした矜持なき者に外交官の資格はないし、外務省を去るべきだ。

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