SNSは自由な言論の場でなければならない。

新型コロナ「人工説」、フェイスブックが投稿容認に転換
 米フェイスブックは、新型コロナウイルスが人工的に作られたと主張する投稿を禁止する方針を撤回した。約1年半前に中国の武漢で最初に確認された同ウイルスの起源を巡り議論が深まっていることを受けた措置。
 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は23日、武漢ウイルス研究所(WIV)に所属する3人の研究者が2019年11月に病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたことが、米情報機関の報告書で明らかになったと報じていた。

 フェイスブックは26日にウェブサイトに掲載した発表文で、「新型コロナウイルスの起源に関する現行の調査や公衆衛生専門家との協議を踏まえ、ウイルスが人工的に作られたとする主張について、今後は当社のアプリから削除しないことにした」と述べた。
 ジョー・バイデン米大統領は同日、新型コロナウイルスの起源に関する調査を情報機関に命じた。中国が世界保健機関(WHO)に自国での調査は終了したとの見解を示し、他国での調査に注力するよう求めたことを受け、ホワイトハウスは独自調査を行う必要に迫られていた>(以上「The Wall Street Journal」より引用)




 そもそも「新型コロナ「人工説」、フェイスブックが投稿容認に転換」がニュースになること自体が異常だ。SNSの巨人になったFacebookが「検閲」をして、ザッカーバーグ氏の意に沿わない投稿を削除したり警告を付与するなどあってはならないことだ。
 しかも当時の米国大統領の投稿を削除し、ついにはトランプ氏のアカウントまで削除してしまうとは狂気の沙汰だ。ザッカーバーグ氏はネットという電子自由空間の恩恵を受けて商売している。その「自由」という原則を自ら破る狂気の沙汰を演じていることを反省すべきだ。

 ザッカーバーグ氏の個人的な趣味なのか思想の「偏向」なのか、中共政府に批判的な書き込みは目の敵にされて来た。それが自由に対するいかなに重大な冒涜かを知ろうともしない。Facebookの偏向こそが重大問題だ。
 Facebookは断じて検閲など行ってはならない。すべての投稿を分け隔てなく掲載して、その投稿に対する判断は読む人の自由に任せるべきだ。その投稿が社会の公序良俗に反しない限りいかなる意見であろうと掲載すべきだ。そして投稿が脅迫など法に触れるものであるなら司法が裁くだろう。

 ザッカーバーグ氏は検閲も裁きも行う権能を誰からも与えられていない。米国は自由の国だ。誰をも迫害してはならないし、誰をも拒絶してはならない。ことにSNSプラットホームはそうだ。
 Facebookを批判する言論を検閲などで弾圧してはならない。それこそ思い上がった勘違いというべきだろう。それとも武漢肺炎の起源に関するバイデン発言といい、ザッカーバーグ氏はDSの命にだけは従うということなのか。SNSのプラットホームとして、Facebookは自由な言論の場を提供するように努めなければならない。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。