日本国民が集団免疫を形成するために、安全なワクチン接種の促進を。

<コロナワクチンの副反応は、先行する海外のデータはあるものの、実際はワクチン特有のものとは言えません。日本人の反応も分かっておらず、人種による違いもあるため、国内での研究が肝になりそうです。ワクチンについて、廣瀬俊朗さんと考えました。

日本初「ワクチンセンター」設置

有働由美子キャスター「18日、日本で初めてとなる『コロナワクチンセンター』の設置が発表されました。千葉大学病院がつくったもので、ワクチンを打った1000人ほどの職員の血液や唾液で、効果や副反応を自分たちで調べます。来月中旬にも研究を始めます。効果はもちろん、やはり副反応が気になります」

痛み・疲労感…どれくらい?

小栗泉・日本テレビ解説委員 「例えばアメリカの疾病対策センター(CDC)によると、ファイザーのワクチンを1回目として打った約99万7000人のうち、痛みを訴えた人は67.7%、疲労感が28.6%、頭痛が25.6%、筋肉痛が17.2%、発熱が7.4%、吐き気が7%となっています」 
有働キャスター 「コロナのワクチンだから起きたことなのでしょうか」 
小栗 「このワクチン特有のものというわけではなく、一般的に注射を打った時にこういった症状が出ることはあります。つまり、このワクチン特有の副反応は何なのか、日本人ではどんな結果になるのか、国内での研究が大事になってきます」

重篤なアナフィラキシー ほぼ女性

有働「海外では重篤な症状が出たケースもあります」
小栗 「意識障害などを起こす『アナフィラキシー』ですが、CDCによると994万回以上の接種で、確認されたのは50件。約20万回に1件となっています。亡くなった人は確認されていません。発症した人の年齢は26歳~63歳で、80%の人が、過去に薬などでアレルギー反応が出た経験があったということです。そして94%が女性です」 
有働 「ほとんどが女性なんですね」 
小栗 「ワクチンに詳しい医薬基盤・健康・栄養研究所の保富康宏センター長に伺ったところ、『なぜ女性が多いかは今のところ分からない』『何にアレルギー反応を示すか、人種によって違いもある』ということでした。20万回に1件という割合については『死亡例がないことを考えると、それほど不安視する数字ではない』とのことです」

大事なことは…廣瀬俊朗さんに聞く

 有働 「廣瀬さんは、ワクチンについてどう考えますか」
 廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー) 「僕自身がまだ、いつ打てるか分からないので、実感がまだ湧いていません。日本は海外より遅れている分、色々な情報が入ってくると思いますので、実際に打った人のリアルな声とか情報が、正確に簡単に知れるといいなと思いますね」 
有働 「正確な情報を知りたいなという方は、『ワクチン 首相官邸』で検索してください。特に高齢者、持病がある皆さん、大切な人にうつしたくないなと思う方は、ぜひ情報を集めて、接種を検討してみてください」>(以上「2月18日『news zero』」より引用)




 日本の医療従事者から武漢肺炎ワクチンの接種が始まった。この段階で国民の世論調査では「積極的にワクチン接種を受ける」人の割合が6割にとどまっているという(2/1大阪府の調査結果から)。約4割の人がワクチン接種に躊躇しているのは「ワクチンの副反応」もしくは「ワクチンによる医療事故」を懸念してのことではないだろうか。
 確かに二ヶ月も前から世界中でワクチン接種が始まっているし、多くの「治験」が得られているが、それでも「白人と日本人とは体質が異なる」ので「副反応も異なる」ではないか、という懸念の拭えない人が多いのではないだろうか。そうした人たちに対して、医療従事者が先行してワクチン接種を実施するのは「治験」実例として大いなる影響を及ぼすのではないだろうか。

 副反応に関しては米国でファイザー社のワクチン接種を受けた音楽家の大江千里氏が二回目の接種直後に『アナフィラキシー』ショックを起こしたと報じられていた。一時意識不明に陥ったようだが、幸いにも接種直後で近くに医療関係者がいたことから適切な治療を受けて恢復されたようだ。
 引用記事では『アナフィラキシー』ショックを起こす94%は女性のようだが、大江氏の例に見られるように男性も油断してはならない。いずれにせよ異物を筋肉注射で体内へ入れるのだから、何らかの抗原抗体反応を起こすことは想定されるだろう。約四百万人の医療従事者に対する先行接種により副反応の事例が集積されるだろうし、それらに対する最適な対処方法も明らかになるだろう。

 武漢肺炎ワクチンに対する「情報不足」から起きる接種そのものに対する「副反応」を引き起こすことなく、一日も早く国民全員がワクチンを接種して、日本中で集団免疫を獲得することが大事だ。
 そうすればコロナ禍以前と大差ない暮らしに戻れるだろう。ただし、リモート・ワーク習慣は継続して頂き、都会に暮らさなければ仕事がこなせない、という悪弊を少しでも取り除くことが必要だ。大都会へ出なければ仕事が出来ない、仕事がないというのは強迫観念の一つでしかない。そうした誤った常識から抜け出して、すべての人が豊かな自然の中で暮らしを送られる日本にしたい。

このブログの人気の投稿

それでも「レジ袋追放」は必要か。

麻生財務相のバカさ加減。

無能・無策の安倍氏よ、退陣すべきではないか。

経団連の親中派は日本を滅ぼす売国奴だ。

福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。

全国知事会を欠席した知事は

安倍氏は新型コロナウィルスの何を「隠蔽」しているのか。

自殺した担当者の遺言(破棄したはずの改竄前の公文書)が出て来たゾ。

安倍ヨイショの亡国評論家たち。