横田滋氏の死を悼む。
<首相は5日夜、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、父滋さんが死去したことを受け、「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた。
その上で「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」と改めて決意を示した。東京都内の私邸前で記者団に語った。
首相は「滋さんとは本当に長い間、ともに闘ってきた」と述懐。2002年の拉致被害者5人の帰国時を振り返り、「写真を撮っていた滋さんの目から涙が流れていたことを今でも思い出す。滋さんがめぐみさんを抱きしめることができる日が来るよう全力を尽くしたが、首相として実現できなかった」と悔やんだ。
死去の一報が流れたのは、首相が執務を終えて首相官邸を出る直前だった。首相はこの際、記者団の問い掛けに答えなかったが、私邸へ帰宅後に取材に応じた。
滋さんは「拉致問題の象徴」(外務省幹部)とみられてきただけに、拉致問題解決を最重要課題と位置付けてきた政権内には衝撃が広がっている。2月には拉致被害者有本恵子さんの母、嘉代子さんも亡くなっており、進展の糸口をつかめない首相に対する批判が強まる可能性もある>(以上「時事通信」より引用)
横田滋さんが死去した。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、ついに父親はこの世を旅だった。慙愧の思いに耐えない。
安倍氏は「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた、という。第二次安倍政権樹立時に「私が首相の間に拉致被害者を帰国させる」と明言していたが、拉致問題は全く進展しなかった。
安倍氏は「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」と改めて決意を示したというが、決意を何度示されても実行が伴わなければ意味がない。改めて安倍氏の「口先政治」のやり切れない結果を国民は目の前に見たことになる。
すべて、安倍氏の七年有余の政治は「口先だけ」だった。デフレを脱却して力強い経済を取り戻す、と日銀に「異次元金融緩和」をも持ちかけたて維持兼金融緩和を実施させたが、それだけだった。
七年有余の安倍自公政権を振り返れば明らかだ。二度にわたる消費増税で個人消費は低迷し、結果としてデフレ経済からの脱却は未だに出来ず、日本は経済大国から普通の国に転落しつつある。
普通の国になると、日本は膨張する中国に併呑される可能性が高まる。日本の安全は根底から脅かされている。安倍自公政権になってからの七年有余の間にも、国民は貧困化し児童の7人に1人は貧困家庭の子供という状況だ。
さらに深刻なのは若者たちの貧困だ。竹中平蔵氏を中心として推進された「構造改革」により派遣業法は跡形もなく破壊され、ヤクザのタコ部屋に代わる派遣業者が巨大産業となり、非正規社員や派遣社員が巷に溢れている。
さらに介護職員や保育士の待遇改善は進まず、平均勤労者所得の1/2程度の所得しかない現状回復に安倍自公政権が打った手は1万円の手当でしかなかった。全くバカにした待遇改善策だ。なぜすべて「公務員」として政府が雇用して、事業者へ派遣する形にしないのだろうか。そうすれば介護士や保育士といった資格を取得した「士」業が意味あるものとなるだろう。
安倍自公政権七年間に政治成果は何もない。あるのは公文書の「隠蔽」と改竄」と、「桜を見る会」などの政治の私物化と、マスク発注や持続化事業の外注を幽霊法人へ丸投げした不透明な税の使途だけだ。そうしたデタラメ政治だけに勤しんで、国民不在の七年有余だった。
ただ「口先」だけで政治を行い、腐り切ったマスメディアはその安倍氏の「口先」だけの言葉をセッセと報道して「やってる感」の創造に協力した。その最たるものが「拉致被害者問題」だったではないか。襟に着けた細長いバッジは何のためなのか、ただ「やってる感」の演出でしかなかったではないか。
安倍氏には単独で北朝鮮へ乗り込む勇気もなかった。金正恩氏に交渉を呼び掛ける交渉術もなかった。そして何よりも拉致被害者の消息を掴むことすら出来なかったのは致命的だ。
北朝鮮へ在日の団体を通して日本から毎年巨額資金が送金されていることは周知の事実だ。パチンコ業界からの寄付が原資になっていることも判明している。なぜ資金源を抑えて、北朝鮮と交渉するなどの高等戦術を取らなかったのだろうか。そしてバブル崩壊時に破綻した朝銀に一兆円を超える公的資金を注入したが、その際に条件の一つも付けられなかったのだろうか。まったく日本の政治家の無能・無策に振りには恐れ入る。
安倍自公政権は日本の国家と国民にとって百害あって一利もない。トットと退陣すべきだ。いつまで無能な実態を国民の前に晒せば気が済むのだろうか。
その上で「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」と改めて決意を示した。東京都内の私邸前で記者団に語った。
首相は「滋さんとは本当に長い間、ともに闘ってきた」と述懐。2002年の拉致被害者5人の帰国時を振り返り、「写真を撮っていた滋さんの目から涙が流れていたことを今でも思い出す。滋さんがめぐみさんを抱きしめることができる日が来るよう全力を尽くしたが、首相として実現できなかった」と悔やんだ。
死去の一報が流れたのは、首相が執務を終えて首相官邸を出る直前だった。首相はこの際、記者団の問い掛けに答えなかったが、私邸へ帰宅後に取材に応じた。
滋さんは「拉致問題の象徴」(外務省幹部)とみられてきただけに、拉致問題解決を最重要課題と位置付けてきた政権内には衝撃が広がっている。2月には拉致被害者有本恵子さんの母、嘉代子さんも亡くなっており、進展の糸口をつかめない首相に対する批判が強まる可能性もある>(以上「時事通信」より引用)
横田滋さんが死去した。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、ついに父親はこの世を旅だった。慙愧の思いに耐えない。
安倍氏は「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた、という。第二次安倍政権樹立時に「私が首相の間に拉致被害者を帰国させる」と明言していたが、拉致問題は全く進展しなかった。
安倍氏は「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」と改めて決意を示したというが、決意を何度示されても実行が伴わなければ意味がない。改めて安倍氏の「口先政治」のやり切れない結果を国民は目の前に見たことになる。
すべて、安倍氏の七年有余の政治は「口先だけ」だった。デフレを脱却して力強い経済を取り戻す、と日銀に「異次元金融緩和」をも持ちかけたて維持兼金融緩和を実施させたが、それだけだった。
七年有余の安倍自公政権を振り返れば明らかだ。二度にわたる消費増税で個人消費は低迷し、結果としてデフレ経済からの脱却は未だに出来ず、日本は経済大国から普通の国に転落しつつある。
普通の国になると、日本は膨張する中国に併呑される可能性が高まる。日本の安全は根底から脅かされている。安倍自公政権になってからの七年有余の間にも、国民は貧困化し児童の7人に1人は貧困家庭の子供という状況だ。
さらに深刻なのは若者たちの貧困だ。竹中平蔵氏を中心として推進された「構造改革」により派遣業法は跡形もなく破壊され、ヤクザのタコ部屋に代わる派遣業者が巨大産業となり、非正規社員や派遣社員が巷に溢れている。
さらに介護職員や保育士の待遇改善は進まず、平均勤労者所得の1/2程度の所得しかない現状回復に安倍自公政権が打った手は1万円の手当でしかなかった。全くバカにした待遇改善策だ。なぜすべて「公務員」として政府が雇用して、事業者へ派遣する形にしないのだろうか。そうすれば介護士や保育士といった資格を取得した「士」業が意味あるものとなるだろう。
安倍自公政権七年間に政治成果は何もない。あるのは公文書の「隠蔽」と改竄」と、「桜を見る会」などの政治の私物化と、マスク発注や持続化事業の外注を幽霊法人へ丸投げした不透明な税の使途だけだ。そうしたデタラメ政治だけに勤しんで、国民不在の七年有余だった。
ただ「口先」だけで政治を行い、腐り切ったマスメディアはその安倍氏の「口先」だけの言葉をセッセと報道して「やってる感」の創造に協力した。その最たるものが「拉致被害者問題」だったではないか。襟に着けた細長いバッジは何のためなのか、ただ「やってる感」の演出でしかなかったではないか。
安倍氏には単独で北朝鮮へ乗り込む勇気もなかった。金正恩氏に交渉を呼び掛ける交渉術もなかった。そして何よりも拉致被害者の消息を掴むことすら出来なかったのは致命的だ。
北朝鮮へ在日の団体を通して日本から毎年巨額資金が送金されていることは周知の事実だ。パチンコ業界からの寄付が原資になっていることも判明している。なぜ資金源を抑えて、北朝鮮と交渉するなどの高等戦術を取らなかったのだろうか。そしてバブル崩壊時に破綻した朝銀に一兆円を超える公的資金を注入したが、その際に条件の一つも付けられなかったのだろうか。まったく日本の政治家の無能・無策に振りには恐れ入る。
安倍自公政権は日本の国家と国民にとって百害あって一利もない。トットと退陣すべきだ。いつまで無能な実態を国民の前に晒せば気が済むのだろうか。