マスク不要論を説く、役立たずのWHO。

<新型コロナウイルスへの対策を巡り、世界保健機関(WHO)は、せきなどの症状のない人に対し、「いかなる種類のマスクの利用も推奨しない」などとする手引をまとめた。医療現場での調達に支障をきたす恐れがあるほか、マスクをしている安心感から手洗いなど他の有効な予防手段の軽視につながりかねないと指摘している。
 手引は2月27日付。せきなどの呼吸器系の症状がある人や、自宅で感染者を看護している人たちについては、マスクを利用するべきだとした。
WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「マスクの効果には限度がある。マスクをしないことで感染のリスクが増すわけではない」と説明し、「最も大切なのは手洗いをすることと、顔から手を遠ざけることだ」と強調している>(以上「読売新聞」より引用)



 世界的なマスク不足を懸念してか、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏が「マスクの効果には限度がある。マスクをしないことで感染のリスクが増すわけではない」と説明した、という。いかにもマスクは新型コロナウィルス(以下「武漢肺炎」と呼ぶ)の感染予防に効果がないかのような発言はWHOの責任ある立場の者の言葉として看過できない。
 そもそもWHOは武漢肺炎の感染初期段階で対応を誤ったではないか。早急にSARSと同様の新型コロナウィルスによる感染症で重大な人類の健康に対する脅威だ、と「緊急事態」を全世界に発信すべきだった。WHOはまったく役立たずの国際機関の見本でしかない。

 マスクは武漢肺炎の感染防止策として有効だ。ただし絶対的なものではなく、他にも手洗いや不要・不急の外出を控えるべきだ、という対策と「合わせ技」で実施すべきだ。
 だからマスクを求めて各国の国民がドラッグストアに殺到しているのだ。マスク不足を誤魔化すために、マスクは武漢肺炎に効果が殆どない。などといった誤ったアナウンスを流す必要はない。マスクの代用として有効な措置を教える方が先ではないか。

 つまらない「マスク無効論」を宣伝する暇があったら、世界各国の武漢肺炎に対する薬の研究開発状況や治療方法などの情報を集約して世界へ発信すべきだ。WHO本来の役目からするなら、そうした啓蒙活動こそが優先されるべきではないのか。

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