感染症対策の大原則「早期検査、早期隔離」を実施すべきだ。
<新型コロナウイルス感染症の政府専門家会議は9日、今後の国内感染について「当面、感染者の増加傾向が続くと予想され、警戒を緩めるわけにはいかない」とする見解をまとめた。
◇政府、イベント自粛の継続要請へ
感染拡大防止についてイベント自粛などの効果が見えてくる19日ごろまでの間、自粛を当面求める方針だ。政府はこれを受け、10日にも自粛継続要請を表明する見通し。
専門家会議は2月24日に今後について「1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際」との見解をまとめており、その期限を迎え開催した。
感染者の約80%が他の人に感染させず、1人の感染者から感染させた平均数は1人程度で推移しており、記者会見した委員の尾身茂氏は「爆発的な感染拡大は進んでおらず、一定程度、持ちこたえている」と評価した。ただ、複数人に感染させた事例もあるため、「当面、増加傾向は続くと予想される。感染の状況を把握するためには、2週間程度のタイムラグを生じ、全ての感染状況が見えておらず、依然として警戒を緩めることはできない」と指摘した。
また、専門家会議のメンバーは、新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、長期化する可能性を示唆した。
今後の長期的な見通しは諸外国で患者が増えているため、「国内での急速な感染拡大を抑制できたとしても、世界的な流行を完全に封じ込めることはできない」とし、「国内での流行を抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況だ」との見方を示した。19日ごろまでにイベントや外出の自粛などに対する効果を分析し、改めて見解を出す>(以上「毎日新聞」より引用)
政府専門家会議は9日、今後の(武漢肺炎の)国内感染について「当面、感染者の増加傾向が続くと予想され、警戒を緩めるわけにはいかない」とする見解をまとめた、という。かつて専門家会議は2月24日に今後について「1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際」との見解をまとめており、その期限を迎え開催したものだそうだ。
いわば専門家会議が武漢肺炎の感染拡大の見通しを誤ったわけだが、今後もさらに「新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、長期化する可能性を示唆した」というから、結局は武漢肺炎の感染状況は何も判っていないということのようだ。
それも当然だろう。政府・厚労省は武漢肺炎の感染状況をすべて把握しているわけではないからだ。なぜなら感染したと自覚症状のある疑わしき人たちをすべて検査して武漢肺炎の感染状況を知っていないからだ。
感染したと自覚症状があっても、高齢者以外で四日程度、高齢者で二日も経過観察してから、それでも猶自覚症状が治まらなかったら指定された病院へ相談して検査を受けるかどうか決めるという。それまでは武漢肺炎の感染患者ではないわけだから、(専門家会議)委員の尾身茂氏が「爆発的な感染拡大は進んでおらず、一定程度、持ちこたえている」と評価する状況だと認識できることになる。
だから「感染の状況を把握するためには、2週間程度のタイムラグを生じ、全ての感染状況が見えておらず、依然として警戒を緩めることはできない」ことになるのだ。結論として「今後の長期的な見通しは諸外国で患者が増えているため、「国内での急速な感染拡大を抑制できたとしても、世界的な流行を完全に封じ込めることはできない」とし、「国内での流行を抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況だ」との見方を」示すしかない。
つまり武漢肺炎ウィルスが世界各国でキャッチボールされることになり、日本で武漢肺炎が終息されたといつまでも断定されない状況が続くと見なければならない。専門家会議が「ここ一、二週間が感染拡大か終息かの山だ」と見通しを語ったこと自体が誤りだったことになる。「19日ごろまでにイベントや外出の自粛などに対する効果を分析し、改めて見解を出す」というが、19日という自粛要請期間の設定にしても、武漢肺炎の感染状況をリアルタイムに近い形で把握していない専門家会議の「期待」に過ぎないことを承知しておくべきだ。
実際に希望する者のすべてに検査が実施され、一時間程度で結果が判るようになれば武漢肺炎の感染状況が確実に把握できるようになるだろう。そうした初めて感染拡大を抑え込む防疫体制が取れるのだが、現状では後追いで武漢肺炎の感染患者がウィルス汚染した地域を消毒して歩くしかない。これではいつまで経っても感染拡大を抑え込むことは出来ない。
政府・厚労省は武漢肺炎の感染を本気で抑え込もうとしていないとしか思えない。なぜ「早期検査、早期隔離」という感染症対策の原則に沿った対策を立てないからだ。検査キットを全国の医院や病院に配備して、希望者のすべてを無料で検査して、「陽性」患者は直ちに隔離すべきだ。もちろん検査キットを配備する医院や病院は医師や看護師が武漢肺炎に感染しない隔離された診察室を備えた一定規模のものであることが必要だ。
◇政府、イベント自粛の継続要請へ
感染拡大防止についてイベント自粛などの効果が見えてくる19日ごろまでの間、自粛を当面求める方針だ。政府はこれを受け、10日にも自粛継続要請を表明する見通し。
専門家会議は2月24日に今後について「1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際」との見解をまとめており、その期限を迎え開催した。
感染者の約80%が他の人に感染させず、1人の感染者から感染させた平均数は1人程度で推移しており、記者会見した委員の尾身茂氏は「爆発的な感染拡大は進んでおらず、一定程度、持ちこたえている」と評価した。ただ、複数人に感染させた事例もあるため、「当面、増加傾向は続くと予想される。感染の状況を把握するためには、2週間程度のタイムラグを生じ、全ての感染状況が見えておらず、依然として警戒を緩めることはできない」と指摘した。
また、専門家会議のメンバーは、新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、長期化する可能性を示唆した。
今後の長期的な見通しは諸外国で患者が増えているため、「国内での急速な感染拡大を抑制できたとしても、世界的な流行を完全に封じ込めることはできない」とし、「国内での流行を抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況だ」との見方を示した。19日ごろまでにイベントや外出の自粛などに対する効果を分析し、改めて見解を出す>(以上「毎日新聞」より引用)
政府専門家会議は9日、今後の(武漢肺炎の)国内感染について「当面、感染者の増加傾向が続くと予想され、警戒を緩めるわけにはいかない」とする見解をまとめた、という。かつて専門家会議は2月24日に今後について「1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際」との見解をまとめており、その期限を迎え開催したものだそうだ。
いわば専門家会議が武漢肺炎の感染拡大の見通しを誤ったわけだが、今後もさらに「新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、長期化する可能性を示唆した」というから、結局は武漢肺炎の感染状況は何も判っていないということのようだ。
それも当然だろう。政府・厚労省は武漢肺炎の感染状況をすべて把握しているわけではないからだ。なぜなら感染したと自覚症状のある疑わしき人たちをすべて検査して武漢肺炎の感染状況を知っていないからだ。
感染したと自覚症状があっても、高齢者以外で四日程度、高齢者で二日も経過観察してから、それでも猶自覚症状が治まらなかったら指定された病院へ相談して検査を受けるかどうか決めるという。それまでは武漢肺炎の感染患者ではないわけだから、(専門家会議)委員の尾身茂氏が「爆発的な感染拡大は進んでおらず、一定程度、持ちこたえている」と評価する状況だと認識できることになる。
だから「感染の状況を把握するためには、2週間程度のタイムラグを生じ、全ての感染状況が見えておらず、依然として警戒を緩めることはできない」ことになるのだ。結論として「今後の長期的な見通しは諸外国で患者が増えているため、「国内での急速な感染拡大を抑制できたとしても、世界的な流行を完全に封じ込めることはできない」とし、「国内での流行を抑制できたとしても、いつ再流行してもおかしくない状況だ」との見方を」示すしかない。
つまり武漢肺炎ウィルスが世界各国でキャッチボールされることになり、日本で武漢肺炎が終息されたといつまでも断定されない状況が続くと見なければならない。専門家会議が「ここ一、二週間が感染拡大か終息かの山だ」と見通しを語ったこと自体が誤りだったことになる。「19日ごろまでにイベントや外出の自粛などに対する効果を分析し、改めて見解を出す」というが、19日という自粛要請期間の設定にしても、武漢肺炎の感染状況をリアルタイムに近い形で把握していない専門家会議の「期待」に過ぎないことを承知しておくべきだ。
実際に希望する者のすべてに検査が実施され、一時間程度で結果が判るようになれば武漢肺炎の感染状況が確実に把握できるようになるだろう。そうした初めて感染拡大を抑え込む防疫体制が取れるのだが、現状では後追いで武漢肺炎の感染患者がウィルス汚染した地域を消毒して歩くしかない。これではいつまで経っても感染拡大を抑え込むことは出来ない。
政府・厚労省は武漢肺炎の感染を本気で抑え込もうとしていないとしか思えない。なぜ「早期検査、早期隔離」という感染症対策の原則に沿った対策を立てないからだ。検査キットを全国の医院や病院に配備して、希望者のすべてを無料で検査して、「陽性」患者は直ちに隔離すべきだ。もちろん検査キットを配備する医院や病院は医師や看護師が武漢肺炎に感染しない隔離された診察室を備えた一定規模のものであることが必要だ。