合流は両者解党の上「新生民主党」で結集せよ。

立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表は7日夜、東京都内のホテルで会談し、両党の合流について意見を交わしたが、合意には至らなかった。8日以降に改めて会談する見通しだ。

 両党は幹事長間の協議で、衆参両院一体での合流や、立憲にない代表選規定を合流後速やかに策定することで一致しており、党首会談で党名や人事を含めた最終的な合意を目指す。

 立憲は7日の役員会で、福山哲郎幹事長が合流に向けた状況を説明。出席者によると、合流した場合には立憲の綱領を原則修正せずに採用する考えを示したという。立憲の党名を残す「吸収」合併には国民内に反発があることから、福山氏は「かつての合流では、(立場が)対等であっても大きい方の党の名前を採用してきた。だが、それは吸収ではないと(国民側に)言っている」と説明した>(以上「毎日新聞」より引用)


 立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表の合流話が難航しているという。旧民主党政権を崩壊させた責任者として、ドッチモドッチだ。旧民主党が掲げた「国民の生活が第一」の政治は当時の、そして今も自公「亡国」政権が日本を解体して米国の1%に売り渡そうとする「構造改革」と称するグローバル化と真正面から対抗する政治理念だった。
 その政治理念でブレずに、2009民主党マニフェストを推進していたなら、随分と日本は変わっていたはずだ。少なくとも消費増税によるデフレ経済へ逆戻りすることはなかった。しかし、残念な事に小沢氏を「政治とカネ」プロパガンダの大合唱で事実上失った民主党は確たる舵取り役を失って、財務官僚の「財政規律論」という亡国理論に毒されてしまった。

 結果は御存知の通りだ。民主党は第二自民党に変節し、自民党と全く変わらないスローガンを口にしだした。つまり「国民の生活が第一」の政治から格差拡大と国民貧困化のグローバル化政治に大転換してしまった。
 その責任は小沢氏と一緒に党を出た仲間たち以外のすべての民主党議員諸氏にある。だから立憲と国民の合流話で「路線が~」と口にするのはドッチモドッチだ、というのだ。なぜ大局的な観点から世界のみならず日本の政治も「グローバル化」対「反・グローバル化」の対立軸で動いていることに思い至らないのだろうか。

 なぜ立憲の代表も国民の代表もグローバル化は大勢を奴隷として使役して、一握りの者が富を独占する社会的なシステムに過ぎない、と看破できないのだろうか。そして看破したなら、今一度「国民の生活が第一」の政治、つまり旧民主党2009マニフェストに立ち返るべきとの結論に容易に到るはずだ。
 そうすれば合流だ呑み込みだ、ではなく、旧民主党の原点「反・グローバル化」に立ち返るべきで、党名は「新生民主党」つまり「新民党」で良いではないか。もちろん、代表は枝野氏でもなく玉木氏でもない、小沢一郎氏になって頂く、という結論しかないではないか。そうして一致団結すれば、必ず自公「亡国」政権から政権を奪還できる。いや、奪還しなければならない。一日も早く、枝野・玉木両氏は小沢一郎氏を交えて、「新生民主党」設立を決めるべきだ。

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