丸山氏は世界史を学び直せ。
<NHKから国民を守る党(N国党)の丸山穂高衆院議員(大阪19区)は31日、韓国の国会議員団による竹島(島根県隠岐の島町)上陸に関し、「戦争で取り返すしかないんじゃないですか」と自身のツイッターに投稿した。
昨日韓国の国会議員がヘリコプターで竹島に降り立ったようだ。竹島が韓国領土だというパフォーマンスを演じたようだが、そうした茶番劇を演じなければならないと思うのは韓国国会議員が「竹島は日本の領土だ」と薄々認識しているからに他ならない。
心底から韓国領だと思っているなら堂々としていれば良い。コソコソとヘリコプターで豆粒ほどの「領土」へ降下する必要はないだろう。パフォーマンスを演じたのはそうする必要があるからだ。
丸山氏は世界史を学んでないのだろうか。世界史ではかつて軍事力で一時的に他国領土を侵略した大帝国が幾たびも栄枯盛衰を繰り返して来たことを学んだはずだ。古くはローマ帝国が地中海に面するすべての地域を切り従え、インド国境にまで遠征したりした。
新しくは共産主義によりソ連が「連邦国家」という隠れ蓑で周辺諸国を切り従えて属国化した。しかしいずれも「大帝国」は瓦解して、周辺諸国は本来の版図を取り戻している。いかにロシアがタタール人を追い出してロシア化したクリミア半島を軍事併合しようと、クリミア半島はウクライナの地だ。
ロシアが北方四島を不法占拠していようと、いかにロシア人を入植させてロシア化しようと、歴史をすべて覆すことは出来ない。竹島を韓国式に「独島」と呼称して不法占拠を続けようと、日本領であることに変わりない。それは歴史だ。
丸山氏が「戦争で取り返す」というのは愚かな発想だ。ユーラシア大陸のほとんどを席巻した「元」ですら、瓦解し滅亡した。軍事力で奪った地域は軍事力で維持し続けるしかない。だから軍事力が国力の衰退とともに脆弱化すると、自ら放棄するしかなくなる。そうした教訓を世界史は教えている。
気長に、冷ややかに、隣国の所業を見ていれば良い。共同開発や人道的支援などといった「お為ごかし」が領土泥棒に通じないことも、歴史は教えている。
国民民主党の玉木雄一郎代表が韓国議員団を「浅はかなパフォーマンス」と批判していることに対しても、「パフォーマンスでしかないのでは? 玉木先生、冗談は休み休みにされた方が良いかと」と書き込み、玉木氏にかみついた。
丸山氏は31日、竹島について投稿を重ね、「我が国固有の領土である竹島が不法占拠者らに占拠されており、尚且つ相手側があんな状況と。各種有事での自衛隊派遣で不法占拠者を排除する以外の方法でどうやって取り返すんですかね? 交渉で返ってくるんですかね? 交渉&遺憾と言いつつ永遠に棚上げするんですかね? 疑問ですね」としている。
丸山氏は5月、北方領土へのビザなし交流訪問団に同行した際、酒に酔った状態で北方領土を戦争で取り返すことの是非に言及。後に発言を撤回し謝罪した。衆院は6月、丸山氏に対し、「国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させた」と指摘し、「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない」などとして、自ら進退を判断するよう促す糾弾決議を可決した。
丸山氏は、北方領土発言で日本維新の会を除名され無所属になった後、N国党の入党要請を受け入れた>(以上「産経新聞」より引用)昨日韓国の国会議員がヘリコプターで竹島に降り立ったようだ。竹島が韓国領土だというパフォーマンスを演じたようだが、そうした茶番劇を演じなければならないと思うのは韓国国会議員が「竹島は日本の領土だ」と薄々認識しているからに他ならない。
心底から韓国領だと思っているなら堂々としていれば良い。コソコソとヘリコプターで豆粒ほどの「領土」へ降下する必要はないだろう。パフォーマンスを演じたのはそうする必要があるからだ。
丸山氏は世界史を学んでないのだろうか。世界史ではかつて軍事力で一時的に他国領土を侵略した大帝国が幾たびも栄枯盛衰を繰り返して来たことを学んだはずだ。古くはローマ帝国が地中海に面するすべての地域を切り従え、インド国境にまで遠征したりした。
新しくは共産主義によりソ連が「連邦国家」という隠れ蓑で周辺諸国を切り従えて属国化した。しかしいずれも「大帝国」は瓦解して、周辺諸国は本来の版図を取り戻している。いかにロシアがタタール人を追い出してロシア化したクリミア半島を軍事併合しようと、クリミア半島はウクライナの地だ。
ロシアが北方四島を不法占拠していようと、いかにロシア人を入植させてロシア化しようと、歴史をすべて覆すことは出来ない。竹島を韓国式に「独島」と呼称して不法占拠を続けようと、日本領であることに変わりない。それは歴史だ。
丸山氏が「戦争で取り返す」というのは愚かな発想だ。ユーラシア大陸のほとんどを席巻した「元」ですら、瓦解し滅亡した。軍事力で奪った地域は軍事力で維持し続けるしかない。だから軍事力が国力の衰退とともに脆弱化すると、自ら放棄するしかなくなる。そうした教訓を世界史は教えている。
気長に、冷ややかに、隣国の所業を見ていれば良い。共同開発や人道的支援などといった「お為ごかし」が領土泥棒に通じないことも、歴史は教えている。